2019.07.08
離乳期初期、量が増えないけど大丈夫!?食べない原因と対策ポイント

離乳食の初期の赤ちゃんの中には、なかなか離乳食を食べてくれなくて思うようにステップアップできず、どうしよう…と焦って悩んでいるママも多いようです。
今回は、離乳食初期にありがちな“量が増えない原因”とその“対処法”についてご紹介します。
離乳食初期の赤ちゃんが食べたがらない原因
離乳食をスタートするひとつの目安が『月齢』ですが、“安定してお座りの体勢ができる”、“スプーンを口に入れても抵抗しない”なども離乳食スタートの目安になります。
そして何より、“赤ちゃんが大人の食事に興味を持っているかどうか”も大切です。食べることへの興味や意欲を持っていないと、離乳食を与えても受け入れてもらいにくいもの。ますはここがOKどうか確認してみましょう。
それらが問題ないにもかかわらず、赤ちゃんが思うように食べてくれないような場合には、“初めての味や食感に慣れていない”や、“スプーンの感覚が苦手で食べられない”などの理由が考えられます。また、そもそも“お腹が空いていない”という場合もあります。
一番の目的は“慣れる”こと。無理に食べさせなくてOK
では、赤ちゃんが食べてくれないときにはとうしたら良いのでしょうか。実は、食べたがらないようであれば無理に食べさせなくてもOKという意見もあります。
離乳食の初期は赤ちゃんが“食べ物に慣れる”のが一番の目的なので、まずは少しの量を下唇の上に乗せてあげる程度でも大丈夫です。
それでも嫌がるようなら、ひとまずおっぱいやミルクを飲ませてしばらく経ってからまたチャレンジするのも良いでしょう。
ただし、食事の前にお腹を空かせた状態にしておくほうが、離乳食もスムーズに食べてくれる場合も多いので、生活リズムを見直してみるのもひとつの手です。
雰囲気を変えると良い場合も
せっかく用意した離乳食を食べてくれないとママもついイライラしてしまいがちですが、その雰囲気が赤ちゃんに伝わってしまうとますます悪循環になってしまいます。
そこで、気分転換に雰囲気を変えて見るのもおすすめの方法。例えば、いつもダイニングテーブルで食べさせているならたまにはリビングの窓際に移動してみるとか、座るイスを変えてみると案外スムーズに食べてくれた、ということもあるようです。
いつも使っているスプーンの感触が嫌で食べられない場合もあるので、プラスチックや木製、ステンレスなど素材を変えて試してみても良いですね。
また、いつもはママと2人きりの赤ちゃんも、大勢でワイワイ楽しい雰囲気なら食べたという声も。毎日は無理でも、たまにはちょっと雰囲気を変えてみるのも良さそうです。
離乳食が思うように進まないというのはこの時期の赤ちゃんにとっては本当によくある話。無理やり食べさせることで赤ちゃんが食べること自体が嫌いになってしまわないよう、まずは“食事って楽しい”と赤ちゃんに思ってもらえるようにママも一緒に楽しんでみましょう。
ただし、離乳食だけでなくおっぱいやミルクも嫌がるような場合は、体調不良の可能性もあります。赤ちゃんの様子を見つつ判断しましょう。
PHOTO/279photo Studio/shutterstock
参照/
ぐるなびWEDDING「【初めての離乳食】少食?食べ過ぎ?食事量の目安」
エデュケアポイイント「離乳食の進め方-食材や固さ、進める目安、食べないときは?」
西松屋「【月例別】赤ちゃんが離乳食を嫌がる理由と対処法は?」

mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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