2019.01.25
一度聞いたら耳から離れない、スーパーで流れるあの曲のトリビア
スーパーの野菜・鮮魚コーナーなどで流れている、テーマソングのようなあの曲たち。あれって一度聞くと妙に耳に残りませんか?
あの曲のタイトルって? 作詞・作曲したのってどんな人? 気になるスーパーの音楽についてのトリビアをお伝えします。
18年たっても売れ続ける!『ポポーポポポポ♪』専用の器械
店内に流れる「ポポーポポポポ、ポポーポポポポ♪」という軽快なメロディ。普段スーパーに行く人なら誰もが一度は聞いたことがあるのでは?と思うくらいメジャーなこの曲は、『呼び込み君』と呼ばれる専用の器械から流れているものです。
スーパーの宣伝、ただのラジカセ使ってるんじゃないんだね呼び込み君?
— まっしゅ (@Mashshshshshsh) 2019年1月14日
絶妙にシュールだった pic.twitter.com/01Z0DC1o9I
こちらが『呼び込み君』の本体。高さは20センチ、器械の上部に顔が描かれていてとってもキュートですよね。顔が書かれているモデルの他、LEDを使用したパネルを取り付けるタイプもあるそうです。
こちらの商品を製造・販売しているのは群馬県にある『群馬電機』という企業。あの耳に残る音が“客を呼び寄せる”として、2000年に発売開始してからこれまでの間に、なんと累計4万台以上を売り上げ、今もなおコンスタントに売れ続けているんだとか。
ちなみにお値段は1台23,544円(税込)からで、『群馬電気』の公式HPから購入できますよ。
鮮魚コーナーといえばコレ!『さかな さかな さかな~♪』
耳に入るとつい一緒に口ずさみたくなるのが、鮮魚コーナーの「さかな さかな さかな~♪」ですよね。一昔前に大フィーバーを巻き起こした楽曲でもあり、もはや知らない人はいないのでは?
この曲の正式なタイトルは『おさかな天国』。ヒットしたのは2002年ですが、曲が誕生したのは1991年と、ヒット年より10年も前に作られています。
水産省の魚食普及事業の一環としてJF全漁連シ―フードセンターのキャンペーンソングとして製作されたのが始まりで、関わったのは作詞家の井上輝彦さん、ロックバンド『ジューシィ・フルーツ』の元ギタリストで作曲家の柴矢俊彦さんとその妻で歌手の柴矢裕美さんです。
その後、カセットテープに焼かれたものが全国の百貨店・スーパーへ配布され私たちの耳にも入るように。シンプルで分かりやすい歌詞と耳に残るメロディが話題となり、とうとうCDまで発売されて一大ブームを巻き起こしました。
ちなみに、そのときのCDのジャケットのキャラクターは酒井法子さんがデザインしています。
CMでもおなじみ『のびーるのびる豆苗♪』
「のびーるのびる豆苗♪」でおなじみの、村上農園のオリジナルCMソングも一度聞くと耳から離れませんよね。スーパーの豆苗売り場で耳にした人もきっといるはず。
この曲を手掛けたのは「サカイ~、やすい~、仕事きっちり♪」でおなじみの人気CM演出・作曲家杜若清司さん。
曲そのものはCMやスーパーで断片的にしか聞いたことがない人がほとんどかもしれませんが、実は3番まであるんです。
正直どこまでが1番で、2番はどこから始まるのか区切りが分かりにくいですが、軽快なメロディにのせて、豆苗の栄養価や調理法など、その魅力を存分に伝えていますよね。
普段何気なく聞き流していた曲も、こうやって詳しく知るととっても面白いものですよね。次にスーパーに行くときには妙な愛着が湧いているかも!? 今後もどんな曲が生まれるのか、ちょっと楽しみでもありますね!
TOP PHOTO/Syda Productions/shutterstock
参照/
ITmediaビジネス「スーパーでよく聞く「ポポーポ ポポポ」 18年たっても愛される理由」
exciteニュース「『おさかな天国』のキャラデザインを担当した意外な芸能人とは?」
村上農園ニュース&リリーストピックス「栄養価の高さと使い方の訴求で、さらなる需要拡大を目指して 今、人気の葉物野菜「豆苗」のテレビCM 放映決定 4月中旬より関東、関西、中京、広島、福岡で随時放映開始」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
詳しくはこちら