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これで火事が起きるの?『たこ足配線』の危険性を解説!

これで火事が起きるの?『たこ足配線』の危険性を解説!

冬もだんだん本格的になり、空気が乾燥するこの季節は特に火災に気を付けていきたいですよね。電化製品の種類が増えていき便利な生活になっていく一方で、複数の電化製品を電源タップに繋げる“たこ足配線”によって起きる火事が問題になっているようです。

そこで今回は、コンセントを使用する際に注意すべきポイントをまとめてみました。実はあなたの自宅も危険な状態かもしれません。この機会に一度チェックしてみましょう!

たこ足配線が原因で火事!?甘く見るのはNG、死亡例もある

参照:写真AC

製品評価技術基盤機構(NITE)によると、平成24年度から28年度までの5年間で配線器具による事故が353件発生し、そのうち209件が火災となり、5件が死亡事故だったのだそうです。

この事故のうち、103件は利用者の誤使用や不注意が原因の火災で、NITEは配線器具を利用する際は、使用方法に特に注意するように呼びかけています。

特に延長コードやテーブルタップなどの配線器具は、冬場にストーブなどの消費電力の大きい電化製品に使用しますよね。そのため冬の時期はさらに注意しなければいけません。

2021年に都内で発生した火災3,935件のうち電気火災(電気設備機器などによる火災)は1,399件にのぼり、全火災件数の35.6%を占めています。

電気火災数のうち、一定数は電源プラグやコンセント、電源コードが原因となっております。たこ足配線など危険性のある使い方を防ぐことは、電気火災の防止につながります。

それではなぜ、たこ足配線が火災につながってしまうのでしょうか?

たこ足配線が発火の原因になるのはなぜ?

参照:写真AC

たこ足配線が発火につながる原因は主に2つあります。 原因をチェックして発火を防ぎましょう。

電力の容量オーバーによる発火

1つ目は電力の容量オーバーによる発火です。家庭でよく使われている100ボルト用コンセントの1個あたりのアンペアの定格は、ほとんどが15アンペアになっています。

一般的な家庭のコンセントは2口になっており、合計1500Wまでなら使用してもいいのですが、これをオーバーしてしまうと発火のリスクが高まります。

また、たこ足配線をしていると、どれがどこのコンセントに繋がっているのかがよくわからなくなってしまい、気が付かないうちに容量を超えてしまうこともあります。気を付けたいですね。

ほこりが原因で発火

2つ目はほこりが原因による発火です。複数のプラグをたくさん差し込むと、コードがからまってごちゃごちゃしてしまいますよね。

ごちゃっとしていると掃除もしにくいので、なかなかやる気が起きません。そのためもつれたコードの隙間にほこりがたまり、そのほこりがコンセントに付着し発火するという流れがほとんどです。

たこ足配線もよくないですが、こまめなお掃除も大切なんですね。

あなたのおうちは大丈夫?ママが注意すべきポイントとは

参照:写真AC

あなたのおうちのコンセントは大丈夫ですか?ドキッとしたママが今すぐできる、注意すべきポイントをご紹介します!

コンセントの容量と電気機器の電流値を確認!

まずコンセントの容量(ボルト)と使用する電気機器の電流値を仕様書等で確認し、コンセントの容量を超える電源はつなげないようにしましょう。

先ほどもご紹介したとおり、一般的には、1500Wといわれています。かといって、最大容量のギリギリまで使うのもあまりおすすめできません。少し余裕があるくらいがベストでしょう。

タップの容量も計算しよう!

さらに気をつけたいのが、差込口を増やすために取り付けた『タップ』の容量が、コンセントの容量を超えていると発火のリスクが高まるということです。こちらもきちんと計算に入れて使用しましょう。

電源タップを何個も繋げている人は要注意です。

つまり気をつけるべきなのは、つないでいる電化製品の「数」よりも「容量」のほうです。電源タップに差し込み口がたくさんあるからといって、全部差してOK!というわけではないのです。容量をしっかり計算して使用しましょう。

配線コードはこまめに掃除する

容量を超えていなかったからといって、火災が起きないとは限りません。ほこりなども発火の原因になります。配線用のボックス等に入れて、そもそもほこりが溜まらないよう工夫したり、こまめに掃除をしたりすることも必要になってきます。



最後までご覧いただきありがとうございました!火災の原因は意外と身近にあるため注意しなくてはいけません。たこ足配線の前に、コンセントや電源タップの配線が壊れているのも危険なので確認してみてくださいね。

私の家は大丈夫!?と不安に思った方、思わなかった方も一回確認してみましょう~!

参照:独立行政法人製品評価技術基盤機構「冬場の安全な暮らしのために~延長コードやテーブルタップの正しい使い方~」
産経新聞「「たこ足配線」火災にご注意、配線器具トラブル5年で計353件…大阪では今月母子3人死亡火災も」
東京消防庁「身近な家庭電気製品の火災発生状況」
mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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