2024.09.19

【自然】工作好きなお子さんにおすすめ！秋を感じる飾りものの作り方！

朝晩が冷え込むようになり、秋の訪れを感じますね。
秋は食欲の秋ともいわれるようにぶどうやかきなど美味しい果物が実る時期です。
また、紅葉などこの時期にしかみられない景色が広がるのも秋の魅力ですね！

引用：CanbaC

今回は親子で作れる制作を紹介します。
お絵かきや工作が好きなお子様におすすめしたい、簡単な制作物です。
作り終わったらリビングや玄関など目につくところに飾ってあげてくださいね！
食欲の秋・収穫の秋や果物の旬の時期を学ぶ機会になったら素敵です。

収穫の秋とは？

引用：写真AC

収穫の秋とは、その名の通り、穀物をはじめとした食料が多く収穫できることを指しています。
昔から秋に、「収穫祭」のような催しが行われてきました。
収穫祭は日本各地に限らず世界に存在します。

いちばん有名なのはハロウィンでしょうか。近年は仮装パーティーの意味合いが強くなっていますが、もともとは古代ケルト人がはじめた収穫祭なんだとか。
最初はお祭りよりも祈りを捧げる儀式的な意味が強かったようです。

日本も農耕民族の国なので、お米の収穫を祈る祭典は昔から存在してきました。
昔はお米をお金の代わりとして使用しており、米が収穫できないことは今よりも死活問題だったのです。
今年は米が売り場からなくなってしまい、困った方も多いのではないでしょうか？
「収穫の秋」の意味も年齢に合わせてお話してみてください。

今回作るもの

今回はお子様にとっても身近でわかりやすい「果物」を題材に制作を進めます。
乳児といっしょに作る場合は、果物の種類を教えてみてください。
また、一緒に手先を使って制作を楽しみましょう。
幼児さんには秋の果物にはどんなものがあるか考えながら制作してみましょう。
一緒にスーパーマーケットに行って、制作した果物を買って食べるとより理解が深まりそうです。

ぶどう

ブドウは５０００年以上前にカスピ海の南側で栽培が始まったといわれる、世界最古のくだものだそうです。
現在は世界中でもっとも多く栽培されている果実でその８割はワインに加工されています。
選ぶときは皮に張りがあって色が濃く白い粉がふいているものを選びましょう。
ぶどうには、コレステロール値を下げ結腸にまで達し大腸がんを防ぐ成分が含まれています。
また、ブドウの皮や種子にはポリフェノールが含まれ脳卒中や心臓病予防に役立ちます。

用意するもの
・画用紙
・両面テープ
・お花紙（ぶどうの色に近いものを2枚程度）

作り方
①土台となる紫色の画用紙を房の形に切る。
②画用紙の裏に両面テープをつける。
引用：写真AC

③お花紙を選び、丸め、貼り付けていく。
④画用紙でぶどうのヘタを作り貼り付ける。引用：写真AC

☆②で両面テープを貼る時に、子どもの好きな位置に貼ってもらうと個性が出ます。
☆お花紙を貼る前に絵の具やクレヨンでアレンジも可能です。※年齢にあった道具でアレンジを楽しみましょう。
☆はさみや両面テープを使う際は刃に注意しましょう。

柿

用意するもの
・折り紙
・新聞紙やチラシなど
・画用紙
・テープ
・紐やリボンなど

作り方
①新聞紙やチラシを丸める
②丸めた新聞紙やチラシを画用紙で包む
引用：写真AC ③包んだ部分をテープで止める
④画用紙でヘタを作り真ん中に穴を開けて紐を通す
⑤ヘタをテープで固定する

引用：写真AC

☆画用紙の色はオレンジ寄りの色味（濃いオレンジや薄めのオレンジなど）を複数用意するのがおすすめ！
子どもたちに選んでもらうことで個性豊かな柿が出来上がる◎
☆丸めることが難しい年齢の場合は、保育者が手を添えて一緒に取り組んでみてください。

りんご

用意するもの
・ラップ
・折り紙
・画用紙
・テープ

作り方
①折り紙を丸める
②折り紙をラップで包む
引用：写真AC ③画用紙でヘタを作り、テープでつける引用：写真AC

☆ヘタの部分の形は年齢に応じて子どもたちに任せてみましょう。例えば、一回切りの練習として、ヘタの形に切りやすいよう、長方形に切った画用紙を用意しておくのもひとつの方法ですよ。紙だけが切れるハサミを用意すると安全ですね。
☆ラップ以外にも透明の袋を活用することもできます。ラップの刃には十分気をつけてください。
☆折り紙の色は赤りんご・青りんごなど好きな色を選べるようにすると、子どもたちもより楽しめます。