2013.08.07
幼稚園教諭がアドバイス!あいさつする子になる法則
けど、元気に言えたら嬉しいね♪
ママの「一歩下がった」心構え
言葉が出るようになったら覚えさせたい「あいさつ」。家族には「おはよう」が言えるのに、外ではなかなかできない・・。そんなお悩みを持つママに東京都大田区で幼稚園教諭をしている石垣先生から「あいさつが自然に出来るようになる方法」を聞いてきました!
★1~2歳までは親や上の兄弟が
★“笑顔でしっかりと”
★挨拶の見本を見せておく
★あいさつができるようになったら、
★めいっぱい褒めたおす
★厳しい強要はNG!だけど、
★「一緒にしよう」の声掛けは
★根気良く続けるべし
「あいさつ」に慣れさせる!!
子どもにとって一番安心できる場所である「家庭」の中で、実際に「おはよう」と言い合う姿をたくさん見せてあげることは「あいさつ」への抵抗をなくす良い機会です。日ごろから意識して、みんなで交わすように家族みんなが心がけていると、家庭関係も良好に。
褒めて褒めて褒めまくれー!
シャイで人見知りな性格の子にとっては、「他人にあいさつする」ことはすごくドキドキすること。ママだからこそ、その気持ちをくみとってあげましょう。親としては誰かが子どもにあいさつしてくれたら、すぐに言葉を返したいところですよね。でもそこはじっと我慢。子ども自身があいさつに応じる時間を少しつくってあげましょう。
そして「おはよう」が小さな声でも言えたら「あいさつできたね!えらいね!」などとべた褒めして、楽しい雰囲気をつくってあげましょう。ムリな日も「次はできるかな~」とのんびり構える気持ちが大事。
「叱りながら仕方なく」では、
楽しくないから笑顔で声掛け!
あいさつできないからと子どもを叱るのは、声掛けした相手にも気をつかわせてしまうもの。でもしつけとして、覚えさせたいママの気持ちもよく分かります。厳しい強要はダメだけど、「ママと一緒にしてみようか?」「お友達もうれしいよ」「もっと仲良しになれるよ」などの言葉がけは必要です。叱るのではなく、ストレートに「あいさつすることって楽しいことだよ」と言葉にしましょう。
先生が指導する幼稚園では、クラスの中で特に大きな声であいさつしてくれるお友達にお願いし、みんなの前で披露してもらった後、思いっきりその子を「いいあいさつだね~!」と褒めまくったそうです。するとその翌日には、「僕(私)のも見て!」と、クラスのみんなが元気にしてくれたそう♪ママ友の集まりでも元気にあいさつできる子がいたら「うわ~!元気で嬉しい!スゴイ、えらいね~!」と褒めてあげると、「僕(私)も褒められたい!」とわが子の心にも変化が生じるかもしれません(笑)。
ただ、比較して子どもを
悪く言うのは絶対にNG!!
「褒める」オンリーがポイントです♪
※TOP画像はイメージです。企画とは直接関係ありません
(取材・文/安田歩美)