2012.12.03
育児漫画界の革命児☆漫画家・安彦麻里絵さん
第12回目の今回は、女の「酸いも甘いも」なドロドロの本音を描いたら日本一! ご自身がママになっても「そうそう、あるある!」なまんがを発信し続ける漫画家・安彦麻里絵さんにお話を伺いました。
(C)安彦麻里絵 画像引用:すくすくパラダイスぷらす
【PROFILE】
安彦麻里絵さん
1969年生まれ・双子座のB型。「これがオンナのケモノ道」(太田出版)、「おんなのこの正体」(ベストセラーズ)など、リアルな女の生態を描いた作品を多数執筆! 産後は育児漫画も大好評。先日、42歳で第4子を出産した、2男2女の母。酒をこよなく愛する。
★INTERVIEW★
私は子どもを産む前から漫画を描いていて、子どもを産んでもそのまま漫画家でいることを選んで…きついこともあるけど、私には「育児も自分の人生、漫画も自分の人生」と思えることがたくさんあるので、この両立でいいかなって思いますね。
でも、ぶっちゃければ仕事も大変! 子育ても大変! だから私は「仕事も育児もスマートにこなしてま~す♥」なんてママじゃない、そんな孤軍奮闘する姿を漫画に描いています。
子どもなんて、動物飼うより大変ですよ! これが本音。でも、やっぱり子どもってすごくて、かわいくて、切ないくらい大事で。子ども産んでよかったです。
でもやっぱりイラ~!! ってなるときもあります。例えばご飯のとき、飲み物とかドバァー!! ってこぼされると「あぁもう!」って思っちゃいますね。
正直ムカつく、でも「床掃除ついでだ…」って思ってやってます。プラス思考が得意とかじゃなく、そうやって考えないとやってけないし(笑)。
でも、今子どもが小さいみなさんも、子どもが小さい時間は人生の中でほんのわずかです。だから貴重な時間なので、ムカついても頑張りましょう! って自分にも言い聞かせてる感じですね(笑)
(C)安彦麻里絵 画像引用:すくすくパラダイスぷらす
連載中のまんがで「猫より子どもは手がかかる」を叫ぶ先生・・・。その意見、同意です。
★こうすれば育児はもっと楽しく、ラクになる!★安彦さんおすすめの「3つの秘訣」
その1.「逃げ場」を確保する。
例えば仕事、友達など、自分がリフレッシュできる何かがあると育児のストレスを解消しやすいかなと思います。私の場合、飲み会とかで友達と騒ぐと、気分がスカッとしますね。でもこの場合パパのサポートとかも必要なんで、出かけるのが厳しいママは友達と電話やメールするなんてのもいいかもしれません。
その2.子どもに「完璧じゃない姿」を見せる。
やっぱり人間なんで、生理前のイライラとかでつまらないことに怒ったりして、そんな「子どもに悪かったな~」なんて思った時は、私は「ごめんね、こないだ悪かったよ」って子ども相手でも謝っちゃいます。ママ頑張ってるんだけどさ、ダメなときもあるんだよ。そんな姿を子どもに見せてもいいかも! これでお互い楽になれる気がしますね。
その3.やっぱり最後は「男っ気」!!
子どもの寝てる姿とか、かわいくっていいなぁとは思うけど、私は旦那と寝て「男っ気」をチャージしてリフレッシュします(笑) あ、寝るって睡眠ですよ! 睡眠じゃなくてもいいけどね(笑) 添い寝って癒し効果があるってのも実証されてるし、なごめると思うのでおすすめです♥
(C)安彦麻里絵 画像引用:すくすくパラダイスぷらす
「ヘンな事なんてしないから!!」と叫ぶ女子、ステキです。
★ママプレス読者のママたちへメッセージ★
「キツイときムカついたときは自分が成長するとき!!」
by 安彦麻里絵
いつかはご飯こぼされたことも寝ないでムカついたことも思い出になる!!全国のママいっしょに頑張りましょう!
女の道はケモノ道。育児の道はイバラの道。そんなリアルな安彦先生のまんががウェブで読めるすくすくパラダイスプラスもチェックしてみて下さいね! 他にも女子必見の最新作はこちらからチェックできます☆
(取材・文 蓮沼碧)