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2018.07.26

川嶋あいさんが語る“お母さん”の姿 〜後編〜『優しいだけじゃない。叱咤激励があったからこそがんばれた』

川嶋あいさんが語る“お母さん”の姿 〜後編〜『優しいだけじゃない。叱咤激励があったからこそがんばれた』

『あいのり』の主題歌となった『明日への扉』(I WiSH名義)や、卒業ソングの定番『旅立ちの日に・・・』など、多くの人の心に残る楽曲を世に出し、現在もシンガーソングライターとして活躍する川嶋あいさん。

mamaPRESSのインタビューでは、養子として迎えられてから、16歳のときに死別するまで自分を支えてくれた育ての母、“お母さん”についてお聞きしました。

前編では、音楽に出会うきっかけも、それが夢へと変わったのも、そしてがんばり続けることができたのも、すべて“お母さん”の影響だと話してくれた川嶋さん。

後編となる今回は、お母さんのサポートで支えになったことや嫌だったこと、将来持ちたい家庭のイメージなどについて話してくれました。

「苦痛に感じて1回プチ家出をしたこともあります(笑)」強すぎる情熱が嫌になることも…

川嶋あいインタビュー

――川嶋さんのお母さんは歌の教育にとても熱心だったそうですが、子どもの頃にそれが嫌になってしまったことはありませんか?

そうですね。母はもう本当に情熱が激しくて止められない人で、学校から帰るとすぐに「練習しなさい!」とか「もうすぐ大会があるやろ!?」、「もっとこう歌ったほうがいいっちゃない?」なんて言われて…とにかく歌に対する情熱が熱すぎるなと感じることはありましたね。

特に小学生の頃は、周りのお友達が普通に遊んでいる中、自分は週7回も音楽教室に通っていたこともあって、なんで自分だけこんなに歌まみれなんだろう…と思い、それを苦痛に感じて1回プチ家出をしたこともあります(笑)

でも、母も「あいのことになると自分を止められない」と自覚していたようで、音楽教室の先生に相談していたみたいで…。

プチ家出をしたときも、行く当てがなくて、結局音楽教室の先生のところに行ったんですけど、そこで先生を通して母と話をしたら、自然と「また歌をがんばろう」と思えてすぐに和解したのを覚えています。

生活が苦しくても顔に出さず、すべてを自分に捧げた母の姿

――当時はツラい顔を決して川嶋さんには見せなかったというお母さんですが、今振り返るとあのときツラかったんだろうな…と思えることってありますか?

はい。今だからこそ振り返って考えちゃいますし、もしかしたら大変だったのかもしれないなって思うことはたくさんあります。中でもやっぱりお金の面が1番大変だったんじゃないかと思います。

母は、父が亡くなってから女手ひとつで育ててくれたんですが、金銭面はやはり苦しかったのか、家もどんどん小さくなっていって…。

それでも東京のボイストレーニングへ通わせてくれましたし、上京するときのお金や東京の高校への莫大な入学金、制服代など、たくさんのお金がかかっていて、子どもながらに「大丈夫かな」と思うことはあったんですが、母はいつも「大丈夫、大丈夫! あいはなんも考えんで、歌手になるためにがんばるんだよ。」と笑顔で言ってくれていました。

私に対して全力でサポートしてくれたんですが、今考えると本当に大変だったと思います。

優しい言葉だけじゃない。叱咤激励があったからこそがんばれた

川嶋あいインタビュー

――お母さんがいろいろサポートしてくれた中で、一番うれしかったことは何ですか?

上京して1年くらい経った頃に、路上ライブを初めてやったんですね。緊張しすぎて、ラジカセマイクを持って震えながら歌って…。もちろんうまくいかず、恥ずかしさでいっぱいの中、そそくさと家へ帰りました。

そして、夢に向かって一歩も踏み出せていない状況にどうしようもなく絶望感と挫折感でいっぱいになり、すぐに母に電話をしたんです。

私はそこで「福岡に帰りたい」と言ったんですけど、どこかで母が「わかったわかった、帰っておいで」と言ってくれることを期待していました。でも母は「なんばいおうと!」と言って私を叱りました。これまでとは違った空気感で、暖かく包み込むような叱咤激励でした。

福岡でたったひとりの母は、私の夢もどうなるかわからない状況で、本当はものすごく寂しかったと思うのですが、そんな状況でも心から私のことを思い、はっぱをかけてくれたあの言葉があったからこそ、私はまたがんばろうと思いなおすことができたのだと思います。

あのときの母の言葉がなければきっと福岡に帰っていたでしょうね。

電話が終わったあとすぐに「路上ライブ1,000回!」という目標を立てて、翌日、母にそれを伝えました。

将来家族を持ったら…「やっぱり母が作ってくれたような楽しい家庭にしたい」

川嶋あいインタビュー

――将来、こんな家庭を作りたいな、というイメージはありますか?

母との思い出が強烈なので、やはり母と過ごした日々を連想してしまいますね。

今度は私が親になる立場かもしれないですが、明るくて楽しくて、来客が絶えないような、そういう家庭にしたいです。母が作ってくれたような、とにかく楽しい家庭がいいですね。うるさいくらいでしたけど…(笑)

子どもにも、楽しくておもしろいことがたくさんあふれる毎日を作ってあげたいな…と思います。

「モノに対する感謝の気持ちを」ボランティア活動を通じて、お母さんに知っていてほしいこと

――最貧国を中心に小学校を開校するなど、個人のライフワークとしてボランティア活動もされていますが、ボランティアを通じて感じたことや、お母さんたちに知っておいてほしいことはありますか?

世界中の子どもたちの教育のために、これまでいろんなNGO団体と協力連携して貢献活動をしてきましたが、その活動を通じて、もっと日本に寄付文化が広がってほしいな、と感じています。

ママさんたちに伝えたいこととしては、子どもに“モノに対する感謝の気持ち”を教えてあげてほしいなということです。「食べ物を残さない」、「身の回りの洋服や持ち物を大事にする」とか。

そういうことを小さな頃からひとつひとつ伝えることによって、子どもでも絶対理解できると思いますし、それが大人になっても心に残り、モノを大事にする気持ちに変わっていくと思うんです。普段の生活の中でも伝えていけること、育んでいけることを、子どもに届けてほしいなと思います。

川嶋あいさんとファンがもっとも大事にしているLIVE『Ai Kawashima 15th anniversary~BIRTH~』のチケットをプレゼント♪

川嶋あいインタビュー

育てのお母さんと一緒に夢を目指し、単身で上京、苦しい日々を乗り越えて見事デビューを果たした川嶋あいさん。その最愛のお母さんの命日である8月20日に、川嶋さんは毎年ワンマンライブを行っています。

16回目となる今回のタイトルは『Ai Kawashima 15th anniversary~BIRTH~』。今回のタイトルを“~BIRTH~(誕生)“にした理由とこのライブに込める想いを、次のように語ってくれました。

「1つの新しい生命が生まれてゆく躍動感、エネルギーみたいなものをステージ上で表現してゆけたらと思っております。
15年間の中で生み出してきた作品たちを、初めて来ていただいた方にも楽しんでいただけるような新旧交えた内容でお届けしてゆきたいです。」

ぜひ川嶋さんの想いを会場で直接感じてみてください!

■公演情報
『Ai Kawashima 15th anniversary~BIRTH~』
日時:2018年8月20日(月)
開場:18:00/開演:19:00
場所:昭和女子大学 人見記念講堂(東京都世田谷区太子堂1-7-57)
その他、公演の詳細はこちら

今回は、mamaPRESSをみていただいた1組2名様に、このライブのチケットをプレゼント!

※応募期間:2018年7月26日(木)~2018年8月5日(日)
※当選者には8月7日(火)までにメールでご連絡致します。

応募期間は終了しました。

「努力を重ねることは苦ではありません。がんばっている日々が好きなんです。単純に好きなんです。がんばった日々は絶対にうらぎらないですから。」
そう笑顔で語る川嶋さんの言葉には、これまでの活躍に裏付けされた説得力と強い意志が感じられました。
15周年のライブでぜひその歌声を聴いてみてくださいね!

川嶋あいさんプロフィール
1986年生まれ。福岡県出身。
幼少期から歌をはじめ、数々の歌のコンクールでグランプリを受賞。15歳で単身上京し音楽活動を開始。2003年にはI WiSHのaiとして人気番組「あいのり」の主題歌「明日への扉」でデビュー。2006年からは本格的にソロ活動をスタート。
代表曲は「旅立ちの日に・・・」「My Love」「compass」「とびら」「しおり」など。
6月27日にデビュー15周年を記念したベストアルバム『川嶋あい 15th Anniversary BEST』を発売。育ての母の命日である8月20日に毎年おこなっているワンマンライブを今年も昭和女子大学 人見記念講堂にて開催。

公式/川嶋あい My Room

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mamaPRESS編集部

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