2014.03.13
気になるけど実際どうなの?ママの味方『病児保育』とは
突然の発熱にも対応してくれる
働くママの強い味方『病児保育』
「いざ」という時は無理せず
助けてもらおう!
★全国に1,103施設
★その利用者枠は
★1日4,412名
★施設によっては
★インフルエンザなどの
★感染症にも対応可能
★在宅で保育してくれる
★サービスもある!
まずは『病児・病後児保育』
について知ってみよう!
子どもってすぐに風邪を引いたり、熱を出しますよね。朝は元気にご飯をもりもり食べていたのに、お昼寝の時間になったら急に熱が上がり始めたりとか!
私の娘(4歳)も、冬になると鼻水が出っぱなしです…。多少のせき・鼻水なら保育園に登園できますが、熱や湿疹があると保育園には登園できません。
近くに両親など頼れる人がいないママは、ここが悩みのタネですよね…。仕事を自宅でやろうとしても体調が悪い子どもはママに甘えてくるし、そもそも看病で仕事なんてはかどりません!
そんなパパ・ママを助けてくれるのが『病児・病後児保育』です。『病児・病後児保育』は、病気で保育園や幼稚園に登園できない子どもを専門にケアしてくれる施設です。病院・小児科クリニック、または保育園に併設されていることがほとんどで、専門スタッフに加え、看護師・小児科医が定期的に視診をしてくれます。
これなら、病気中の子どもを預けていても安心ですね。
【とある病児保育の1日】
8:30
登園・検温・診察
9:30
静かな遊び、または安静
11:00
ミルク・離乳食・昼食
12:00
検温・お昼寝
13:00
看護師視診
14:00
ミルク・離乳食
14:30
投薬・診察
15:00
おやつ
15:30
静かな遊び、または安静
16:00
検温
17:00
降園
長引く感染症にかかっても
ケアしてくれる施設もある!
突発的な発熱で1日休めば治るような症状なら、会社に「1日だけお休みします!」と頭を下げれば良いのですが、インフルエンザなど感染力が強い感染症の場合は医師からの登園許可証が出ないと登園できません。さすがに子どもの病気で1週間仕事を休むのは気が重いですよね…。
病児保育施設には、感染症に患っている患児を隔離する部屋を設けているところもあり、インフルエンザや水疱瘡を患っている子どもも預かってくれます。
「一番つらい症状の時にはママが看病して、治りかけはプロにお願いする」という利用の仕方もできますよ。
利用料金は1日2,000円~3,000円の施設が多いようです。この金額なら利用しやすいですね♪
「アットホームなケア」
ができる訪問ケアもある!
NPO法人『フローレンス』の病児保育は、専門スタッフが自宅訪問しお子さんをケアしてくれます。病気でつらい時に慣れない場所で過ごすよりも、安心できる自宅で過ごすほうが、子どももストレスを抱えずに済みますね。
さらに、専門スタッフによる「かかりつけ医への受診代行」もしてくれるので安心!当日8:00までの申し込みで100%対応してくれるのも、働くママには嬉しいシステムです。
またこの『フローレンス』の素晴らしい活動のひとつに「ひとり親家庭支援」というものがあります。これは、パートナーがいないママやパパ(=ひとり親家庭)への支援と経済的自立をサポートする制度です。
支援者からの寄付金のおかげで、ひとり親家庭は通常より安価で病児保育サービスを受けることができるのです。「ひとり親家庭支援」のサポート隊員(寄付会員)になると、月会費1,050円を寄付金として寄付することができます。ちょっと贅沢なランチ1回分の金額で社会貢献ができるなんて、素敵ですよね!
公式サイトはコチラ
「病気の時くらい、子どもに寄り添ってあげるべきなんじゃ…」と、その存在は知っていてもなかなか利用するのに二の足を踏んでしまう『病児・病後児保育』。
しかし現代は核家族化が進み、「自宅に誰かが必ずいる」という家庭はほとんどありません。どうしても仕方ない時に、こういったサービスを「頼れるおばあちゃん」的存在として利用できたら育児の負担も少しは軽減できそうですね♪
参考ページはコチラ
文/小野喜子(mamaPRESS編集部)
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