2014.11.06
自称『オーガニック』!?本当に安心できる選び方
『オーガニック』の表記
鵜呑みで安心するのは待った!
ちゃんと知ったうえで選ぼう♪
『オーガニック』って、子どもがいると気になりますよね。
食べ物からコットン、コスメまで、多くの商品で見かけます。「オーガニックなら安心」と思ってしまいがちですが、実はオーガニックにもいろいろあるのです。その実態を調べてみました。
★JAS認定のある
オーガニックを選ぶべし
★成分の1種類がオーガニックなら
『オーガニックコスメ』になる!
★『オーガニックコットン』
人体への影響は関係なし!
JAS認定がなくても広告で
『オーガニック』と表記可能!
オーガニックと聞くと、化学合成農薬などを使わず、体に良さそう&安心できるイメージがありますよね。
日本では、登録認定機関の認定を受けたものにのみ、この『オーガニック(有機栽培)JASマーク』がつけられ、販売されています。
しかし!
JAS認定されていなくても、広告には“オーガニック”と書いて問題ないことをご存知でしょうか?
JAS認定を受けていない販売者は独自の規格を設けているので、その内容をしっかり確認することが大切。
無認定だからといって悪いわけでは決してありませんが、中には悪徳業者もいるので注意したいところです。
よくわからない場合は、やはりJASマークを基準に選ぶのがよさそうですね。
ちなみに、“有機野菜”とは農薬を一切使っていないわけではなく、JASが認定した31種類の農薬使用は認められています。
もし完全に農薬を避けたいなら“無農薬”の野菜に!
化学物質のかたまりでも
『オーガニックコスメ』 !?
近頃は『オーガニックコスメ』もよく見かけるようになりました。肌に直接つけるものなので、できるだけ安全なものを使いたいですよね。
子どもを抱っこしたり、かわいさ余ってほっぺたスリスリすれば当然子どもの肌にもつくので、オーガニックコスメはなんだか良さそう。
しかし日本ではオーガニックコスメの基準がないため、1種類でもオーガニックの成分が入っていれば、なんと他の成分が全て化学物質であろうと『オーガニックコスメ』と呼べてしまうのです。
それじゃまるで意味なし…。
世界には様々なオーガニックコスメの認定があります。フランスの『エコサート』、ドイツの『BDIH』など厳しい基準を設けているようです。
購入する際は、“どこの国の基準を満たしているのか”や全成分を確認することをおすすめします。
『オーガニックコットン』
人体への好影響は特になし
子ども用品には『オーガニックコットン』のアイテムが多くあります。価格も割高なので、なんとなく普通のコットンより良さそうな気がしますが…
人体への影響は特になし!と判明。
生地の加工工程を通る以上、人体へ与える影響はほぼかわらないそうです。栽培時の環境配慮という点ではエココンシャスなので、その視点で選ぶならいいですね。
意外と知らなかったオーガニックの真実。いかがでしたか?
筆者も今まで響きだけで「良さそう」と手に取っていましたが、内容をしっかり把握したうえで判断しようと思いました。
本当に良いものをチョイスできる、賢いママを目指しましょう♡
文/柳原 佳恵
参照/
HANA organic
around40.pw
orgabits
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