2014.11.19
街中の保育士さんとつながる「保育士マーク」とは?
街中で保育士さんに頼れる!
新しい助け合いの社会を目指す
「保育士マーク」って知ってる?
「車内で泣き止まない」「赤ちゃんに授乳したいけれど上の子が待っていられない」など、子連れの外出には冷や汗シーンがたくさん。
そんなママパパを助けてくれる、始まったばかりの新しい取り組み「保育士マーク」をご紹介いたします★
★外出時に保育士さんを
見つけることができる
★「保育士マーク」
アイコンはたんぽぽ♪
★保育士さんが教育現場から
社会に飛び出すきっかけにも
ママパパと保育士さん
街中でつなぐ「保育士マーク」
外出時ベビーカーで大泣きされたときに、通りがかった年配の方に子守唄を唄ってもらい、筆者の心がホッとした経験があります。
残念ながら現代社会ではこんなことはなかなかありませんよね。
ママが焦っているときに声がけしてくれたり、もしくは誰かに頼ることができたらどんなにかお出かけが楽になると思いませんか?
そんな地域全体で子育てする社会を目指し、子育て支援コミュニティ『asobi基地』の考えたプロジェクトが「保育士マーク」です。
これは保育士さんが「保育士マーク」をつけることで、街中で声を掛け合いやすくする仕組み。
「保育士マーク」を見つければ、お出かけの途中で何か困った時にお願いしたり相談したりすることができます。
保育士マーク
アイコンは『たんぽぽ』
保育士マークのアイコンはたんぽぽ。
たんぽぽのように、どこにいても咲き誇れるように。
たんぽぽの綿毛のように、いろんなところに飛んでいき、それぞれの地で活躍したい。
そんな保育士さんの願いがこめられています。
保育士さんは、現在働いていない潜在的人数を含めると全国に約57万人もいるそうです。
とくに幼稚園に通う前の1・2・3歳は最も子育てが大変な時期なのに、保育園に通っていなければ専門家の話を聞く機会が少なく、悩みが解決しないこともありますよね。
しかし意外にも子育てのスペシャリストはすぐ身近にいるのです。
このたんぽぽが目印になれば、意見を聞ける機会もぐーんと増えそうです。
メリットは親だけじゃない!
保育士さんの活躍の場も広がる
このマークをつける保育士さんが増えることは、ママパパがヘルプを頼みやすいことはもちろん、保育士さん自身が自ら声をかけやすくなるといったメリットもあります。
見ず知らずの人に声をかけるのは保育士さんであっても勇気がいりますが、このマークをつけていることでハードルは一気に下がります。
こうして相互の助け合いがスムーズになるのです。
また、保育士さんが教育現場の枠組みを超えて社会で活躍することを後押ししてくれるので、社会的地位向上にもつなげることができます。
社会全体で子育てするための、新しい取り組み「保育士マーク」。
詳細はこれから、こどもみらい探求社HP、asobi基地HPやfacebookページにてお知らせとのこと。
外出がしやすくなれば、産後ウツやイライラして子どもに当たってしまう、なんていうことも予防することができます。
街中の子守唄が筆者の心をホッとさせたように、柔らかい社会になるために「保育士マーク」が広がるといいですね。
文/柳原 佳恵
写真/donnierayjones
参照/asobi基地
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