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子育てに疲れたママへ『どうか忘れないでください、子どものことを。』

子育てに疲れたママへ『どうか忘れないでください、子どものことを。』

「子どもが喜ぶこと」をしてあげる。
それが「自分自身の喜び」であるという大切な事を教えてくれます。


 


毎日子育てをしていると、ついイライラしてしまう日もあるかもしれません。いい子に育てたいからと、怒ってしまう事を後から後悔する事もありますね。子育てに行き詰ったり、疲れてしまったママにこそ、この本をお勧めしたいと思います。


 


子育てに疲れたママへ『どうか忘れないでください、子どものことを。』_1
精神科医の佐々木正美さん著書のメッセージブック

心に刺さる言葉とエピソードに感涙必至!

「子どもが喜ぶことをしてあげる」ことの大切さに気づけます


 


 


「どうか忘れないでください、子どものことを。」


子育てに疲れたママへ『どうか忘れないでください、子どものことを。』_2

引用:http://urx.nu/j53m


 


児童精神科医の佐々木正美さんの本です。私がこの本を知ったきっかけは、息子が通う保育園で紹介されていたからでした。

趣味が読書のわたしですが、こういったいわゆる育児本を読んだことがありませんでした。しかしこの本は、現在子育てで悩んだり、疲れてしまっている人には是非とも手にして欲しいと思います。



現在やんちゃ盛りの息子を育てるにあたり、怒ってばかりいてはいけないのではないかとひそ
かに悩んでいた私には、大変参考になりました。著者の優しい口調が心に響きます。
体験談なども盛り込みながら、諭すような文章で大切な事を教えてくれます。


 


特に小さな子どもがいるママ、妊婦さんにおすすめ


小さな疑問についても、佐々木さんの考えが書かれていますのでとても参考になります。
例えば、
「抱き癖がつかないか」、「甘やかし」、「祖父母との距離感」については、ほとんどが大丈夫と書かれてありました。


安易に肯定する訳ではなく、きちんと納得できる形で説明されているので、なるほどと思えますよね。私自身も、重たくなってきた息子ですが、今のうちにたくさん抱っこしておこうと思わされました。


 


「子どもが喜ぶことをしてあげる、それが自分自身の喜び」


一番印象に残ったのがこの言葉です。子どもが喜ぶことを親が喜ぶことで「喜びを分かち合う力」が育つのだそうです。コミュニケーションとしてのスタートが親と子で分かち合う喜びなのですね。


子どもにしてあげて、喜ぶこと。


赤ちゃんであればコチョコチョ、もう少し大きくなれば一緒に遊ぶなど。子どもが笑い、喜んでくれることで、自然に幸せな気持ちになるのが親です。こんな自然なことが、最も大事であるということを気づかせてくれました。


 


子どもを育てるというのは、とても大変なこと。自信満々に子育てをしていける人の方が少ないかもしれませんね。子育て中に、読書の時間を取るというのはなかなか難しいものですが、一時間程度で読めてしまうので忙しいママにもおすすめです。


親と子のコミュニケーションに関する小さなヒントが、きっとたくさんもらえますよ。是非手に取って貰えたらと思います。


 


文/浜野夢子


浜野夢子

浜野夢子

ハイパーエネルギーを持つ二歳の息子を育てながら、ワーキングマザーとして奮闘中。夢はフリーランス!夜型人間から一転、超朝型生活で四時から稼働中。趣味は二匹の愛犬の散歩と...

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