2015.06.01
ジメジメ梅雨到来! 結露とカビから家を守る方法って!?
ジメジメと蒸し暑い日が続く梅雨は、不快で苦手だという人も多いですよね。梅雨時期独特の悩みは色々とありますが、中でも気になることといえば、結露とカビです。
子どもの身体への影響も気になりますし、家の中でのカビ発生は、できれば防ぎたいところ。
そこで今回は、梅雨時期の結露の原因や、カビの危険性、またそれらの対策についてご紹介していきたいと思います。
梅雨時期の結露の原因とは?
結露が起こるのは、空気中の水分量の多さが原因です。空気中に拡散する水蒸気が、空気に含まれる水蒸気を超えてしまうと、その水蒸気は家の中の壁や窓、床の表面へついてしまうのです。
梅雨時期は、雨が多いことや室内干しをすることが多いことから、室内の湿度が上がってしまいます。
換気をよくしていれば防げるのですが、換気が不十分だと、どうしても結露が発生しやすくなります。とくに、窓のない部屋や、窓が小さい部屋、換気扇がない部屋には注意したいですね。
結露が招くカビの危険性は?
結露を放っておくと、カビの原因になります。例えば、窓に発生した結露にカーテンなどのファブリック製品が触れると、カーテンにカビが生えたりすることも……。
その他にも、家の中で発生しやすい場所といえば、お風呂場やエアコンフィルター、空気清浄機のフィルター、押入れなどが挙げられます。
ただのカビといえど、カビが原因で起こる病気も存在します。例えば、アレルギー性疾患や、感染症、カビ中毒などです。
アレルギー性疾患になれば、気管支喘息や鼻炎などを引き起こし、子どもにも辛い症状が起こる可能性もあるのです。
そして、カビは気温20~30度で、湿度70%という条件が最も快適なのだそうで、この条件を満たしてしまうと、増殖してしまいます。
子どもの身体を守るためにも、できるだけカビを発生させない努力をする必要がありそうです。
結露やカビ対策は?
カビを発生させないためには、まず原因となる結露を防ぐことが大切です。結露を防ぐ方法としては、なによりも換気をすること! 窓を開けたり、換気扇を回したり、除湿剤を至るところに置いておくのも効果がありそうですよね。
さらにカビが発生しやすいお風呂場や押入れの中にも対策が必要です。家の中で一番湿気の多いお風呂場は、常に換気扇を回し、湯船のお湯も抜いておくようにしましょう。
湯上り時などにタイルについた水滴を拭いておくのも効果があります。
また、押入れやクローゼットの中も、除湿剤を置いておく他、すのこを敷いて隙間を作ったり、昼間は扉を開けておくなどし、できるだけ湿気がこもらないようにしましょう。
もしカビが生えてしまったら、市販のカビ取りグッズを使って早急にカビを取り除くようにしておけば、増殖するのを防ぐことができます。
いかがでしたか?
梅雨時期は悩ましいこともたくさんありますが、家族のためにも快適に過ごせるようにしていきたいですね。
文/ニシダカオリ
ニシダカオリ
1986年生まれ。1歳女の子のママ&フリーライター。大学卒業後、自動車メーカーに就職したものの結婚を機に退社、フリーライターに。現在はWEB媒体を中心に執筆活動中。じっとして...
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