2015.07.22
ママがラクになれる!『おかたづけ育』がもたらす効果とは?
子どものおもちゃの片付けで一日の貴重な時間が過ぎてゆき、「こんな毎日がいつまで続くのだろう」とうんざりする日々。
ついついパパにも小言や不満が増えてしまって…という負のスパイラルに陥っているママはいませんか?
筆者もその一人。かといって元々片付けが苦手なのでどうしていいか分からず、散らかった日々が続いてしまってまたうんざりしていました。
そこで整理収納アドバイザーで人気のOURHOME・EMIさんが提唱する『おかたづけ育』を始めてみました!
【おかたづけ育1】1アクションでできるお片付け
子どものおもちゃを扉の中や引き出しにしまっていませんか? 確かにおもちゃをしまうとスッキリ見えますが、子どもにとって出すのは簡単でもしまうのは至難の業。
「扉を開けて、引出しを開けて…、なんてやってられるかー!!」となってしまいます。
そこで子どもの手が届く棚に、百均で手に入るような簡単なカゴを並べてみてください。同じ種類のカゴだと見えていても雑多に感じません。
そしてポイントはカゴを引き出さなくても物が中に入れられるくらいの上部の余裕。
「ないないして~」といったらポイッと入れられる、その余裕がママの心の余裕ももたらしてくれます。
【おかたづけ育2】見つけやすく、しまいやすい『1ジャンル・1ボックス』
①で用意したカゴ1つ1つに入れるおもちゃをジャンル分けしましょう。ポイントは「1つのボックスに入れるのは、1つのジャンルのみ」ということ。
1つのカゴは沢山で、1つのカゴはおもちゃ数個だけなんていうのは気にしない! 例えば『楽器』『乗り物』『人形』など、手持ちのおもちゃに合ったジャンル分けをしてください。
そして最後にもう1つ! 『なんでもボックス』は必須。
どうしてもジャンルに分けられないものが出てきます。それも気軽にポイッと入れられるボックスを用意しましょう。
【おかたづけ育3】カゴに『おもちゃの写真ラベル』をつける
子どもが『のりもの』と読めなくても分かるラベルを作りましょう。オススメは、実際に中に入っているおもちゃの写真ラベル。
見ただけで「このおもちゃはここにしまう」とわかってくれます。写真のプリントアウトも面倒な場合は手書きでもOK。乗り物の場合は簡単な車の形を無地のシールに描いて貼ってしまうなんて手もあります。
【おかたづけ育4】おもちゃがカゴいっぱいになったら不要・必要の見極めを
おもちゃを「このカゴに入るだけ」と決めておくと、処分する時期の見極めにもなります。子どもがまだ小さい頃は親がしますが、コミュニケーションが取れる歳になったら一緒にいるかいらないかの判断をしましょう。
お片付けを通して「物事を決める力」「行動に移す力」を養うことにつながります。
筆者の子どもはまだ1歳前半でコミュニケーションをとるのも難しい時期です。ジャンル分けはまだ早いかな、と思っていたのですが、なんとパパに効果がありました!
今までは「ちょっと片付けといて~」といっても「どこに?」と返されてイラッとしてしまっていましたが、“子どもでも分かる”収納=“パパでも分かる”収納でした。
今すぐにお片付けを身に着けることはできなくても、片付いてスッキリしている状態・散らかって気持ちよくない状態という「快・不快」を知ることにつながります。
片付けが苦手なママこそ『おかたづけ育』始めてみませんか?
文/みやざき
参考/OURHOME『おかたづけ育、はじめました』整理収納アドバイザーEmi
みやざき
2014年待望の息子を出産した新米ママです。せめて両親は越えて欲しいと、子供の習い事や子育てに興味津々。また希望してからなかなか妊娠できなかった経験から、女性の健康にも日...
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