2015.07.22
ぺたんこのおっぱいでも復活できる!?卒乳・断乳後の胸事情
GWに断乳を決行した筆者、見事に胸がまな板とレーズンになりました…。
母の勲章だと自分に言い聞かせてはみるものの、女性としては見るたびに気持ちが落ち込んでしまいます。
「“垂乳根(たらちね)の母”にさえなれなかった」と嘆きながら調べてみると、「垂」の漢字は当て字で乳房が垂れているという意味ではないようです。
「垂れる」は「足るのを知る」と同語源で「満ちあふれる」といった意味になり、垂乳根は「乳の満ちあふれる根源」なんだとか…。
そうやってがんばってきたママのおっぱい、どうにか元のバストサイズに戻すことはできないのでしょうか!?
1.バストは小さくしぼんだように“見える”だけ!? 今の身体に合ったブラジャーを!
実は元のサイズより特に小さくなったわけではなく、主にバストの上半分が垂れてしまったことにより、小さくしぼんで“見える”ようです。
確かに背中にまで流れてしまったようなお肉までしっかり寄せて上げてみると、以前とそんなに変わらないような…。
その形を維持するためにもサイズをしっかり図り直し、はみ出たお肉を呼び戻せるようなブラジャーを選ぶことが大切です。
2.垂れたように見える原因は「クーパー靭帯」が伸びたから!?
個人差はありますが、乳腺の発達に合わせて妊娠・出産・授乳時期にどんどんサイズアップしてきたバスト。
さらにその中に母乳が満たされて大きくなる胸に合わせ、乳腺を皮膚や筋肉につなぎとめているクーパー靭帯というコラーゲン繊維組織の束が伸びてしまうそうです。
一度伸びるとなかなか元には戻らないため、卒乳・断乳後に胸の大きさが戻ったときに以前よりバストが垂れて見えるのだとか。
それを補うためには、エクササイズでバストの土台である大胸筋を鍛えること。
またバストのスキンケアを取り入れて、一緒に伸びてしまった皮膚のハリをよみがえらせることで改善に向かえるようです。
3.「たんぱく質」はバストの味方
身体の細胞を作っているのがたんぱく質です。産後太りなどで卒乳・断乳を機にダイエットを決行したくなりますが、バストを作っているのもたんぱく質ということを忘れないで。
バランスのとれた食生活を続けるようにしましょう。
また、たんぱく質は女性ホルモンなどの栄養源でもあるため、バストアップするために大豆を中心とした良質のたんぱく質は必須です。
同じ悩みを抱えているママ!
母乳育児をがんばってきたことを“胸を張って”誇れるよう、一緒にバストアップを目指しましょう!
文/みやざき
参考/
産後のバストアップNAVI「産後ママのバストアップ食材」
産後はチャンス!美ボディメイク「産後のバストケア」
「チチとホト―乳房の日本文化史」論考「はじめに」より/「京都大学こころの未来研究センター」
みやざき
2014年待望の息子を出産した新米ママです。せめて両親は越えて欲しいと、子供の習い事や子育てに興味津々。また希望してからなかなか妊娠できなかった経験から、女性の健康にも日...
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