2015.07.27
夫婦喧嘩、不用意な「家出」「離婚」の言葉が及ぼす悪影響
夫婦喧嘩をすると、喧嘩の口癖のように、「もう離婚してやる!」「こんな家出ていく」と離婚や家出を安易に口に出していませんか。
相手に対して反省を促すのに手っ取り早い方法だと考えて口にしているのかもしれません。家出や離婚の言葉に恐れをなして、とりあえず謝ってくれる人もいるでしょう。
子どもは親の捨て台詞をこう思ってる
しかし子どもは、親のそんな捨て台詞を聞いて、心の中でどう思っているのでしょう。実際に、その言葉を聞かされ育った方がこう言っています。
”母親が「もう家出する!九州に帰る!」と言う度に「お前達との生活が嫌だ!全部捨てる!」と言われていると思っていたからです。(中略)「家出する!ってことは、家族での暮らしを捨てると言うことです。”
出典:子供がいるのに頻繁に夫婦喧嘩して家出や離婚をしようとする親は最低だって話/Web論
安易な言葉を口にして行動に走るのは簡単ですが、子どもの心に突き刺さった棘は、ずっと抜けずに大人になっても心に残ります。
謝罪が欲しいなら謝ってみよう
家出や離婚を安易に口にしなくても、謝罪の言葉がほしいと考えるなら、まず貴女から謝ってみるのもひとつの方法です。
貴女が先に謝ることで「俺も悪かった」と謝罪の言葉を口にしやすいのではないでしょうか。
離婚や家出といった言葉は、最後の切り札として、口に出すことなく、心の奥深くにとどめておきたいものですね。
PHOTO/nedim.chaabene―、