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いくらあれば生活できる?夫婦の平均生活費2015

いくらあれば生活できる?夫婦の平均生活費2015

総務省統計局では、全国約9000人を対象に、家計の収入や支出などを毎月調査しています。この調査から、2人以上世帯の平均的な生活費の実態が明らかになりました。さて、どのくらい生活費がかかっているのでしょうか?




2人以上世帯の平均生活費の実態は?


生活費 286,433円


内訳
・住居費 18,053 ※維持費(ローン代や家賃は含まない)
・食費  73,488 円
・光熱費 22,301 円
・家具・家事用品 10,378 円
・被服 12,499 円
・保険・医療 11,802 円
・交通・通信 38,740 円
教育 10,783 円
・教養・娯楽 29,224 円
・その他59,165 円


この調査はあくまで2人以上の世帯の調査となっているため、夫婦のみの世帯の場合には、教育費はかかりません。




夫婦2人の場合は?


リクルート・ブライダル総研が、2014年の6月に464人を対象に行った調査によれば、夫婦の生活費の平均的な内訳は次のようになっています。



生活費 20~25万円


内訳
・住居費 6~8万円 (ローン、住居費含む)
・食費  3~4万円
・光熱費・通信 3~3.5万円
・家具・家事用品 1~2万円
・被服 1~2万円
・保険・医療 2~2.5万円
・教養・娯楽 1~2万円


住居費に関しては、住む場所によって家賃に差があります。首都圏は、2LDKで9万円~10万円くらいが相場であるのに対し、首都圏以外の場所によっては、2LDKで4万円くらいが相場のところも。


また、両親と同居して家賃を抑えているという人もいるようです。




夫婦二人で楽しく節約


食費は、毎回安い食材で完全に自炊するのであれば、月に3万円に抑えられます。


ただし、外食はもちろん、お惣菜を買うなどすれば、すぐに超えてしまいます。また、なかなか削るのが難しい通信費も、キャリア契約なしのスマートフォンや携帯を使うと、節約になります。


最低限の生活をするのであれば、20万円あれば充分です。しかし、家賃が10万円の場所に住み、食費を3万円に節約、残り7万円で光熱費、日用品、保険、通信費などを払うとなると、それらですべて消えてしまうためそれぞれが自由に使えるお金はなく、節約しても貯金は厳しいでしょう。




夫婦が、満足できる生活を送るために必要な費用は、それぞれで異なります。これらのデータを目安に、2人で話し合い、無理のない家計管理を行いましょう。




参照/
総務省統計局 家計調査
リクルート・ブライダル総研


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