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2015.11.02

雨宿りや応急手当…知っておくと便利!防犯スポット『子ども110番』とは?

雨宿りや応急手当…知っておくと便利!防犯スポット『子ども110番』とは?

ママたちも近所の買い物や子どもの送迎のなどに見かけるステッカー『子ども110番』。この『子ども110番』は、地域の子どもが犯罪や事件などに巻き込まれた時にすぐに駆け込める“緊急避難先”として、多くの人たちにも浸透しています。

さらに『子ども110番』は“駆け込む”だけでなく、地域の親子が安心して生活できるサポートも行っているんですよ!

『子ども110番』とは一体、何か?

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『子ども110番』はいざという時に、子どもが近くの地域の施設などに駆け込めるよう、大人たちが地域の子どもたちを守る目的で2005年に全国各自治体で設置されました。

警視庁が発案ですが、“地域で子どもを守る”という意識が強いため、実際の設置や管理については各自治体やその学区小学校PTAで取りまとめをしています。

こちらに協力しているスポットは、長く地域に根付いている店舗施設、そして、地域の役員を積極的にこなしている方がわりと多く、出入り口のわかりやすい場所にステッカーが貼られています。
また、地域や学区でボランティア協力できる団体や個人には市区町村でステッカーを配布しています。

地域によっては、『子どもを守る110番の家』などの違う名称になっていたり、ステッカーのキャラクターが違ったりしますが、「子どもを守る」という目的や役割は全国共通。日本だけでなく、ドイツでも同じような取り組みがなされています。

地域ならではの“きめ細かい対応”も万全!

『子ども110番』は、ほかにも子どもの登下校の安全を守ることなど、地域ならではのきめ細かい対応もしていることも特徴と言えます。

設置しているスポットにもよりますが、急な雨が降った時の雨宿りする場所としても解放している場合もあるんですよ。

また、協力スポットには地域のコンビニや医院も含まれている場合もあるので、子どもがけがをした、具合が悪くなった場合の応急手当もする場合もあります。

他にも、地域の協力者になった大人が、ボランティアで子どもの登下校の安全確認や地域の公園や施設での子どもの様子をパトロールも行っています。

地域とのつながりが“子どもを守る”ということも忘れずに

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最近は地域とのつながりが希薄になっていますが、子どもが万が一の事態に巻き込まれた時にサポートしてくれるのが、地域の人たちだったというケースもあります。

子育て中のママでも近所付き合いが苦手という場合もありますが、大事な子どもを守る意味、そして、安心して生活するという観点でも、“近所の頼りになる”スポットや大人を把握する必要もあると思います。

これから入学して徐々に親離れする子どものご家庭は『子ども110番』のスポットや使い方などを一緒に確認してみてはいかがでしょうか。お友達の自宅や行きつけのお店が110番スポットになっているなど…、安心できる新たな発見があるかもしれませんね!

参照/子ども110番の家 「防犯まちづくりのヒントとガイド」
山日会 「子ども110 番の家」

たかるみ

たかるみ

中学生の娘と小学生の息子を持つ二児のアラフォーママ。短大卒業後、某メーカー勤務を経て 、結婚。出産後は園や学校の役員委員で「文書を作成する」奥深さを実感し、ライターの仕...

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