2015.12.13
我が子の乱暴な言葉遣いを直したい!今日からできるシンプルな対処法
ふとした時に気づく、子どもたちの乱暴な口調。幼稚園や保育園に通い始めてからは、特に言葉遣いが乱暴になったと感じる人が多いのではないでしょうか?
しかし、何度注意しても直らず、悩みを抱えることもしばしば。
そこで、今日からできるシンプルな対処法をご紹介します。
よくある!子どもの乱暴な言葉遣い事例
「まさか、我が子の言葉遣いが問題になるなんて!」というママはたくさん。友だちのママから「もう遊びに来ないで」と言われてしまったり、幼稚園や保育園の先生から注意され、初めて子どもの言葉遣いが乱暴になっていると気づくこともあります。
ときには、友達や親に対して命令口調で喋ることもあり、これを放っておくと周りの人と馴染めず、いつの間にか孤立してしまったなんてこともあるようです。
これを直すためには、まず理由からチェックする必要があります。
原因が大事。どうして乱暴な言い方をするようになったの?
子どもの言葉遣いが乱暴になる原因として考えられるのは以下の2つ。
一つは、子ども自身意味がわからずに使用している場合で、まだ相手の感情を理解できず、覚えたての言葉が新鮮でおもしろがってしまうケース。
これは幼児期に多いパターンで、親のお喋りやテレビで見聞きした言葉をなんとなく真似しているだけです。
ただし、もう一つのケースでは注意が必要。
それはテレビの悪役や周囲の友達、両親が何気なく喋っている言葉を覚え、『わざと』使っている場合。これには、周囲と同調しなければかっこ悪いという考えや、俳優・アニメのキャラクターに対する憧れなどがあります。
意味がわからず使う場合はブームが過ぎれば忘れてしまうことがほとんどですが、わざと乱暴な言葉を喋っているのであれば直すのに少し時間がかかります。
言葉遣いを直すにはじっくり時間をかけて
「まさか我が子が…」とショックを受ける方もいると思いますが、子どもにはまだ自分の話している”言葉の影響力”がどれだけ強いのかわかりません。
言葉遣いを直すためには、焦らず根気よく接していくことがポイントです。まずは子どもの話をゆっくりと聞き、どうしてそんな言い方をするのか尋ねてみましょう。
しかし、そのとき大人が過剰な反応をしすぎると、かえっておもしろがったり反発してエスカレートする可能性もあります。だからこそ、ママの冷静な対応が重要。
例えば、子どもが下品な言葉を使った場合、『そんな言い方を聞いてもおもしろくない』という、そっけない態度を見せるのも対処法のひとつ。
また、乱暴な言葉遣いに悩んでいるならば、その代わりとなる言い回しを教えてあげましょう。
もちろん、ママ自身の話し方を見直すことも大切です。
ママやパパは我が子に与える影響力もたくさん持っていますので、言葉の意味をきちんと教え、「〇〇って言ってあげた方が、お友だちも嬉しいよ」と優しく諭すだけでも効果は出ます。
急いで直そうとするママの気持ちもよくわかりますが、まずはじっくり話せる機会を作り、時間をかけて接していきましょう。
目の届かないところで子どもの言葉遣いが悪くなってしまい、悩まれる方もいると思いますが、これも別の意味で捉えると成長しているという証拠。
集団行動ができるようになり、使える言葉が増えるのは決して悪いことではありません。
頭ごなしに叱らず、良い・悪いの区別を教えていくのがポイントです。
上手に話せているときには、ママがたくさん笑顔を見せるというのも、最高の対策になるかもしれませんよ♪
参照/幼年教育情報サイト ポプリス「│園の教育研究│幼児の行動のふしぎ│ママと先生の??」
参照/ジネコ:「子供が「ばか」と言うので困っています。 子育ての広場171470」
参照/発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)「6歳児の暴言 : 妊娠・出産・育児 : 」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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