2016.04.18
安否確認に『LINE Out』の使用は控えて!つながりにくいときの安否確認の方法
4月14日夜、熊本県を中心に発生した震度7の地震。その後も大きな地震が続き、被害が拡大していて非常に心配ですね。被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。
こんな緊急時には、家族や友人の安否を確認しようとたくさんの人が電話を使用し、結果電話回線がストップしてしまうトラブルが発生することがあります。
安否確認に『LINE Out』を使っちゃダメ?
『LINE』アプリから固定電話や携帯電話に電話をかけられる『LINE Out』。地震発生以降、LINEは10分間の無料通話を開放しました。
しかし、『LINE Out』も受信側は電話回線を使って通話をするので、使い過ぎると現地の回線がパンクしかねないのです。
現地での連絡網を守るために、被災地域への通話は、電話、携帯と同じく、『LINE Out』も使用を控えたほうが良さそうです。
緊急時に便利な安否確認ツール
災害用伝言ダイヤル(171)
災害用伝言ダイヤルは、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板。 現地の回線を使わないで安否確認ができます。
【災害伝言ダイヤル-使い方-】
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2016年4月14日
「171」をダイヤルし、案内に従って伝言の録音・再生します。
1メッセージ、30秒まで録音可能。
登録できる電話は一般加入電話のみ。確認は、公衆電話・携帯電話からもOK。
覚え方は、「忘れて171(イナイ)?災害伝言ダイヤル」。
web171
『Web171』は、NTTコミュニケーションズが提供する安否確認サービス。このサービスはドコモ、au、ソフトバンクの端末から利用可能。ウェブ上にメッセージを書き込んで、自分の安否を知らせることができるサービスです。また、安否を知りたい人の電話番号を入力して、相手のメッセージを見ることもできます。
Facebook 災害時情報センター
人気のSNSサービス『Facebook』に、『災害時情報センター』という機能があります。この機能では、Facebookで繋がっている人と安否を知らせ合うことができます。さらに、自分が安否確認をした友達の情報を他の人に教えてあげることもできるので、より多くの友達の情報を集めることも可能です!
Google パーソンファインダー
Googleが提供する『パーソンファインダー』にアクセスすると、「人を探している」「安否情報を提供する」という2つのメニューを使うことができます。「人を探している」のメニューでは、安否を知りたい人の名前や電話番号を入力して安否情報探します。「安否情報を提供する」のメニューでは、自分の安否情報を残すことが可能です。
このサービスのいいところは、電話番号やフルネームが分からなくても、名前だけ、あるいは名前の一部だけからも人を探せるところ。名前しか分からない相手でも簡単に情報を検索できて、使い勝手は特によさそうです。
被災地はまだまだ油断できない状態です。安否確認が必要な方は、上記のツールを利用してみてはいかがでしょうか。
また、被災地域以外の方でも、いつ襲ってくるかわからない災害に備え、どのツールを使うのかなどを家族で再確認しておきたいですね。
mamaPRESS編集部
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