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2016.06.04

子どもの歯のために…ママが知っておくべき5つのこと

子どもの歯のために…ママが知っておくべき5つのこと

6月4日は6(ム)と4(シ)の語呂合わせで『虫歯予防の日』です。また6~10日は『歯の衛生週間』とされていて、厚生労働省・文部科学省・日本歯科協会などが歯の健康に関しての意識を高めるため、さまざまな取り組みをおこなっています。

80歳になっても自分の20本の歯を保とうという『8020運動』をご存じの方も多いと思います。いつまでも自分の歯や子どもの歯を健康に保つために、私たちママが知っておくべきこととは? 歯の健康についてこの機会にちょっと考えてみませんか?

子どもの虫歯の特徴は“奥歯の歯と歯の間”

きちんと毎日仕上げ磨きをしていたのに「虫歯になってしまっていた!」そんな経験はありませんか?

乳歯の虫歯ができやすい代表的な場所は“奥歯の歯と歯の間”といわれています。ここは歯ブラシで磨きにくく、さらに厄介なことに子どもの虫歯の色は黒ではなく白色をしています。つまり、初期の虫歯を見落としてしまっていて、気づいたら大きな穴が開いた状態になってしまうというわけなんです。

乳歯は大人の歯に比べてエナメル質が薄く、虫歯の進行が速くすぐに神経まで達してしまい、気づいたときには虫歯がかなり進んでいたということも。そしてこの時期の子どもは甘いお菓子や飲み物を好む傾向があるのでますます虫歯になりやすいのです

虫歯になっていても虫歯そのものの痛みより、歯に空いた穴に物が詰まったときの痛みを感じることの方が多く、日によって痛んだり平気だったりすることから、子どももついついそのまま放置してしまいがちになります。

虫歯にならないためにできること

基本はしっかりと歯磨きを!

もっとも基本的なことですが、虫歯予防にはしっかり歯磨きをすることが一番です。特に、虫歯になりやすい歯と歯の間や奥歯の溝などは念入りに。歯ブラシだけでは磨き残しがあるので、デンタルフロスも使ってしっかり汚れを落としておきましょう。

仕上げ磨きをしてあげましょう

子どもが自分で歯磨きをするようになってもしばらくは大人が仕上げ磨きをしてあげるのが理想的です。歯科医師の多くも、小学校の低学年~中学年くらいまでは仕上げ磨きを続けることを推奨しています。

健診とフッ素の塗布は定期的に

かかりつけの歯科医院で検診と定期的なフッ素塗布を行ってもらうのも効果的です。自分では見つけにくい初期の虫歯も治療してもらえるので虫歯の進行もかなり防ぐことができますね。

甘いものはほどほどに

そして、甘い食べ物や飲み物はほどほどに。子どもの欲しいままに与えていると虫歯のリスクを高めてしまいます。

ママの虫歯菌を移さない努力を

乳児検診などで指導を受けたママも多いと思いますが、ママの虫歯菌を赤ちゃんに移さないように気を付けるのも忘れずに! スプーンやコップを洗わずに共有することは避けましょう。

子どもを虫歯から守ってあげられるのはママや周りの大人たちです。子どもの歯は大人の歯に比べてとってもデリケート。虫歯がひどくなってつらい思いをさせないためにも、普段からしっかりとオーラルケアを心がけたいものですね。

PHOTO/ ePublicist
参照/ 一般社団法人 日本訪問歯科協会「6月4~10は歯の衛生週間」
歯科医が教える歯のブログ「乳歯の虫歯について母親が知っておかなければならない6つのこと」
子供を虫歯から予防する新常識「母親が知っておくべき乳歯の虫歯について」

mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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