2016.06.22
梅雨の時期に『おねしょ』から布団を守る対処法&予防策
梅雨の時期は、布団を外に干せないのでちょっと憂うつですよね。そんなときに、おねしょでもされてしまった日には…! 困り果ててしまいます。でも、いくつか対処法を知っておけば安心です。天日干し以外のおねしょ対処法&予防策をご紹介しましょう。
布団を汚さないための予防策
常に布団サイズの防水シートを敷いておく
出典:Amazon
『パイル地おねしょシート ダブル用』\1,770(参考価格)
まずは敷布団がおしっこで濡れないように予防する方法から。おねしょ防止用のシーツは、『子ども布団用の小さいサイズだけ』と思っている人もいるようですが、大きなサイズもたくさん販売されています。洗濯機で丸洗いできるものが多いのがうれしいですね。
ママ・パパと一緒に寝ている場合でも、全面を覆ってくれるおねしょシーツを敷いておけばOK。特に、そもそも干すことが難しいベッドのマットレスの場合は、必須かも!? 洗い替えも用意しておきたいところです。
おねしょケットを利用する
出典:ニッセン
『ミッキーおねしょケット(アイボリー)』\1,890(税抜)
布団ではなく、子どもの体の方を覆うという手もありますよ! 写真のようなおねしょケットのほかに、スリーパータイプやズボンタイプなどさまざまな形状のものがあります。子どもの体を覆ってくれるため、掛布団への被害も防げるんです。衣類同様、洗うのも簡単なので、ありがたいですね。
ウォッシャブルの布団を用意
出典:Amazon
『タンスのゲン 三層敷布団』\7,480
敷布団本体を洗えるものにしておくのもオススメです。例えば、こちらの敷布団は厚みがありますが、ファスナーを開けると中身が分解できるようになっていて、洗濯機で洗うことができます。
布団をクリーニングに出すのは費用もかかりますし大変ですが、すぐに自宅で洗えれば汚されてもあまり怒らずに済むかも! ダニなどのアレルゲンを心配している人にとっても、うれしいですね。
それでも布団が汚れてしまったら?効果的な3つの対処法
重曹を使って吸い取る&におい取り
ナチュラルクリーニングによく使われる『重曹』も役に立ちます! まだおねしょしたばかりで濡れている、という場合。まずはぞうきん・タオルなどでできるだけ水分を取りますが、そのあと、重曹をふりかけて尿を吸い取らせましょう。十分に吸い取ったあとは、重曹を払えばOK。防臭の効果もあって一石二鳥です。
また、クエン酸水(水200mlに対してクエン酸小さじ1の割合)も便利。やはり尿の水分をできるだけ取ったあと、クエン酸水をたっぷりかけて、タオルでたたきながらふきとると、においが取れやすくなるといわれています。
おむつを使って吸水する
もしサイズアウトしてしまったおむつが手近にあったら、それも役立てちゃいましょう!
タオルの代わりに、おむつをおねしょの箇所に押し当てることで、ラクに尿を吸い取ることができます。なんといっても『吸水性にすぐれて、逆戻りしない』という特徴がありますから、もってこいですね。吸い取ったあとも捨てるだけなのでラクチン♪
身近なものを使って乾燥させる
においが軽減しても、しっかり布団を乾燥させなくてはやっぱり心配ですよね。天日干しできない場合も、ほかの手段を使ってなんとか布団を乾燥させましょう。
布団乾燥機や浴室乾燥で乾かす
もっともてっとり早く乾かすことができる方法です。
除湿器やエアコンのドライ・除湿機能を使って部屋の湿度を下げる
扇風機の風を当てることで、風の通りをよくするのも効果的です。
床暖房機能を使って乾燥させる
部屋を乾燥させる目的で床暖房を使用するならいいですね。ただし、床に直接濡れたものを置いてしまうと、床暖房やフローリングにトラブルが起きる可能性もありますので、十分注意してください。
なお、アイロンやドライヤーを使うという手もありますが、まだ水分が多い状態で押し当てるように使ってしまうと、焦げたり、布団に負担がかかったりしてしまう恐れがあります。温度や布団の取り扱い絵表示などに注意しながら、使うとしてもほかの方法で乾燥させたあとの仕上げ程度のほうがいいでしょう。
おねしょは一時的なものです。厳しく叱ってしまうと、かえって逆効果ということもありますし、子どももわざとしているわけではありません。対処法や予防法を知っておけば、イライラして子どもに当たってしまう、なんてことも減るかも。ぜひ参考にして、梅雨の時期を乗り切りましょう!
※各商品の価格は、2016年6月現在のものです。
村山明日香
神奈川県在住。三十路に突入しました。元雑誌編集者で、現在はフリーライター&エディター。やんちゃすぎる2人の子どもたちの育児をしながら、合間に執筆やチェック作業。おカタい...
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