2016.10.18
夫の収入知らない妻が2割!共働き夫婦の収入、お互い知ってる?
100組の夫婦がいれば、夫婦間の決まりごとやルールも100通りあるもの。一概に「これが普通」とは言えないことが多いですが、なかでも“共働きの夫婦のお互いの収入に関するルール”にはさまざまな考え方があるようです。
ある調査によると、共働き夫婦の女性のうち“配偶者の収入を知っている”のは約8割、“知らない”のは約2割とのこと。家計の管理のためお互いの給料を知らせる夫婦もいれば、プライバシーを尊重し合いお互いに知らないでいるという夫婦もいます。それぞれの意見をみていきましょう。
お互いの収入は知っている派の意見
女性の意見
- 家計をすべて自分が管理しているため、知っておく必要がある
- お互いの貯金額を把握しておきたいので、収入も教え合う
- 給与明細を見せてもらっている
- 結婚するときに大まかな収入を教えられた
- 給与が振り込まれる通帳を持っているので分かる
- 幼稚園に提出する源泉徴収を見て知っている
男性の意見
- 両方の収入を合算して生活しているため、必然的に分かる
- 何も聞かなくても妻のほうから教えてくる
- 同じ会社で働いているから自然に分かる
- 確定申告や年末調整のときに分かる
- 扶養家族の申告に必要なので知っている
- お互いに情報交換をするようにしている
お互いの収入を知っている夫婦の場合、家計の運用や公的な届出に必要であるために自然と教え合っているというケースが多く見られました。また、夫婦間のコミュニケーションを重んずるという意味もあるようです。
なかには、“毎月お互い給料当てクイズをして、千円の単位まで当たれば一万円くらいの好きなものを買っていい権利が得られる”というユニークな回答もありました!
お互いの収入を知らない派の意見
女性の意見
- 教育費は夫が負担、習い事の費用は自分など、支払いの役割分担をしている
- 自分の出費をいちいち夫に知らせるのはイヤ
- アバウトには知っているけど正確には把握していない
- 特に気にならない
男性の意見
- あまり干渉しすぎると誤解が生まれてしまうから
- どちらが多く稼いでいるかを気にする関係は家族になりきれていない気がする
- 興味がないから知らない
- お互いに秘密主義なので
- 家計は妻に任せているから相手の収入は把握しなくても大丈夫
- 妻の収入は貯蓄と妻のお小遣いのためのお金だから
夫婦であっても、お金の話はナイーブなもの。だからお互いの収入を詮索しないことは、夫婦間を円満に保つことに繋がると考えている夫婦が多いようです。
男性には、“興味がない”“秘密主義”というドライな回答も多めに見られました。また、妻の収入が少なく、生活費は夫の収入でまかなっているため、妻の収入を知る必要が発生しないというケースも多いようです。
収入を教え合う派と教えない派の両方が“夫婦間を円満に保つため”と回答するなど、面白い結果が分かりました。
夫婦がお互いに納得できれば、ルールなんてどのような形でもいいのかもしれませんね。
参照/
マイナビニュース「共働き既婚者に聞いた、夫・妻の収入を知っていますか?」
dot.「夫婦共働き20年間「お互い収入知らず」 それでも家計はうまくいく?」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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