2016.10.15
『秋掃除』はメリットいっぱい!寒くなる前にやるべき理由
この時期から大掃除の話は聞きたくない? 筆者もその気持ち、痛いほどわかります。
実は油汚れやカビは暖かい時期のほうが落ちやすく、梅雨が終わってから本格的な冬が来るまでが効率よく掃除できるんです。朝晩は過ごしやすくなってきたこの時期に、プレ大掃除をしてみませんか?
秋の大掃除メリット3つ
メリット1.水が冷たくない
冬の家事で何がイヤって、水が冷たいのが一番堪えませんか? 窓掃除をするだけで凍える手、何度も雑巾を絞るうちに感覚すらなくなってきます。その点、秋の掃除であれば水の冷たさはまださほどつらくないはず! これだけで十分なメリットだと思います。
メリット2.汚れが落ちやすい
気候の暖かさでキッチンなどの油汚れは緩み、落としやすくなっています。ほかにもつけ置き洗いの時間を短縮できたり、ゴシゴシこすり洗いが楽になったりと、メリットたくさんです。
メリット3.すぐ乾く
ワックスがけのあと、なかなかワックスが乾かずに、部屋がさむーくなってしまったこと、ありませんか? ワックスに限らず、水掃除後も乾きが早いので作業がはかどるだけでなく、カビの発生を防ぎやすくなります。
メリット4.アレルギー対策になる
夏に繁殖したダニの死骸が、秋にほこりとともに空中に飛散。ぜんそくの原因となったり、アレルギーが悪化することもあります。秋掃除をせずに埃が溜まったまま冬を迎えると、冬の結露による湿気でカビやダニの温床になってしまいます。
秋にやるべき掃除場所トップ3
キッチンまわり
先ほどもお話したように、油汚れが暖かい室温でやわらかくなっているため、つけ置き洗いやこすり洗いも、冬よりも短い時間で済んでしまいます。頑固な汚れにはキッチンペーパーとラップで洗剤パックをし、汚れをふやかすとより落ちやすくなります。
お風呂のカビ取り
梅雨から夏の間にパッキンではカビが育ち、夏はシャワーばかりで済ますので石鹸汚れがあちこちに飛び散っています。実はパッキンについたカビ汚れも暖かい時期だと落ちやすくなります。また、普段はあまり掃除しない天井も、掃除をしてすぐに乾くこの時期に一掃しておきましょう。
カーテン
ドレープカーテンは年に1回、レースカーテンも年に2~3回洗濯するのがオススメ。家で洗えるカーテンなのであれば、乾きやすいこの時期に洗濯してしまいましょう。埃を払ってから洗濯タグ表示に合わせて洗濯し、シワになる前にカーテンレールへ戻します。風と日光であっという間に乾きますよ。
その際にはカーテンレールの埃落としと窓拭きもセットでどうぞ。窓際が一気に明るくなるはずです。
汚れは溜めれば溜めるほど落ちにくくなります。この時期にプレ大掃除をしておけば年末の忙しい時期にがっつり掃除をする必要もありません。こまめに掃除ができればそれがベストですが、せめて年に2回くらいは本格的に掃除したいものですね。
参照/
産経ニュース「秋掃除」がアレルギー対策に効果アリ ダニ、カビ増殖抑え快適に」
リンナイ公式部品販売サイト R.STYLE「困ったときのお掃除&片づけ解決ワザ」
R25「今がベストシーズン!?「大掃除は夏にすべき」その理由」
minami
1984年生まれ。新卒で入社した会社で求人広告の書き方を覚え、人に何かを伝えることの楽しさを知りました。退職後は求人関連のコラムを書いていました。今は4歳と1歳の怪獣2匹に囲...
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