2016.12.04
親も勝てない!?子どもの記憶力・集中力を育むカードゲーム3選(4~6歳向け)
親子で楽しめるゲーム。前回は、2~3歳の子どもから楽しめるゲームを紹介しました。今回は4~6歳から、大人も手加減しないで対等に遊べるものを厳選してご紹介します。
4、5歳になれば、トランプやカルタ、少し難しいすごろくや子ども向けの将棋などもできるようになってきますね。
今回ご紹介するゲームは、親も子も初めてのルールで、言葉や記憶力、集中力、反射神経などをフル活用して楽しめるものです。本気で挑まないと、子どもに勝てないこともあるかもしれません。もちろん兄弟や友達など、子ども同士でも盛り上がれますよ。
表現力と記憶力で勝負!『ナンジャモンジャ・ミドリ』すごろくや (4歳から)
4歳以上、6人まで遊ぶことができるカードゲームです。ランダムに現れる謎生物に名前を付け、再登場したときに素早く名前を呼ぶというルールです。『みどりむしちゃん』『髪の毛くるくる』など、そのときに浮かんだ名前なら何でもよいのです。
表現力が育ち、その名前を覚えておく記憶力が必要です。他の人がつけた名前も注意してよく聞き、覚えておかねばなりません。
そして次に同じカードが出たときには、誰よりも素早く名前を言います。仲間の名づけセンスに笑ったり、思い出せなくて名前を間違ってしまったりと盛り上がりますよ。記憶力や瞬発力の訓練にもなります。
集中力と運がカギ!?『キャプテン・リノ日本語版』HABA/すごろくや (5歳から)
このゲームは、折り曲げたカードを柱にしてビルを壊さないようにのせていき、手札から次の床を選んで重ねていきながら、手札をいち早く無くすことを目指すゲームです。
バランス感覚や、集中してそっと置く手先の微細な動きが必要です。何よりみんなでハラハラドキドキ! 成功しても失敗しても盛り上がるので、大人と子どもが混ざった遊びに最適です。
また、土台の作り方で、初心者用と上級者用と難易度が変えられるので、長い間楽しむことができます。
観察力、表現力、瞬発力、集中力を総動員!『ドブル』ホビージャパン (6歳から)
『ドブル』は、それぞれに8つのマークが描かれたカードで遊びます。
すべてのカードは他のカードとたった1つだけ共通するマークが描かれています。遊び方は、5つのバリエーションがありますが、すべて基本は、先に自分のカードと相手のカードの間に共通するマークを見つけて、一番先に宣言した人が勝ちというものです。
知識だけでなく、観察力、表現力、瞬発力、そして集中力を競って、大人から子どもまで楽しめるパーティゲームです。推奨年齢は6歳からとなっていますが、子どもによっては、5歳でも十分に楽しめるでしょう。
今回は、4~6歳からでき、大人もうかうかしていられない? いえ、勝てないこともあるボードゲームを選んでご紹介しました!
特に、記憶力や瞬発力の必要なゲームは、筆者の場合、5歳の子ども相手に必死で挑んでも負け続け、子どもの成長と、自分の衰えを感じざるを得ない場面によく遭遇します。
カードゲームは持ち運びも楽なので、ちょっとした旅行にも持っていけますね! キャンプでも盛り上がりましたよ!
年末年始のお休みは、いつもと少し違うゲームで、家族で盛り上がってみませんか。