2017.02.12
実は10万円以上お得!?『布おむつ育児』メリットとデメリット
布おむつ育児が気になっているけれど、面倒くさそうで手が出せないというママもいるのではないでしょうか。実は、布おむつには続けたくなるうれしいメリットがたくさんあるんです。
今回は、布おむつのメリットとデメリット、実際にかかる費用についてご紹介します。
メリットはお肌にやさしく経済的であること
布おむつのメリットは、まずはなんといってもその肌ざわりの良さ。綿100%のやさしいさわり心地は、とくにお肌の弱い赤ちゃんにおすすめです。それ以外にも、以下のようなうれしいポイントがあります。
排せつしたあとのおむつの気持ち悪さを感じ取りやすい
おむつを卒業するためには、排せつの不快感を覚えることが大切です。そのため、布おむつを使っていると、トイレトレーニングがスムーズに進みやすいと感じるママも少なくありません。
紙おむつと比べて費用を抑えられることが多い
初期費用はかかりますが、何度も使うことができるので、結果的に紙おむつよりもおトクに。使いまわしも可能なため、きょうだいが多ければ多いほど、その差は顕著に表れます。
スキンシップの時間が増える
布おむつは紙おむつと比べておむつ替えの回数が多くなります。一見デメリットのようですが、おむつ替えが多いということは、赤ちゃんに直接触れる機会が増えるということ。おむつ替えをしながらスキンシップも楽しめちゃうんです。
カバーでおしゃれを楽しめる
布おむつと聞くと古臭いイメージが浮かぶ方も多いでしょう。けれど、現在はかわいいおむつカバーがたくさん販売されています。布おむつを扱っているネットショップも多いので、お気に入りのおむつカバーを見つけられますよ。どのカバーをつけようかと、毎日の楽しみが増えますね♪
そのほかにも、
- 紙おむつの大量のストックが必要ない
- 紙おむつの買い忘れを心配しなくてすむ
- 大量のゴミが出ない
など、メリットはたくさんあります。
デメリットは洗濯の多さと手間
出典:Cheryl-Annette Parker/shutterstock
布おむつ育児を続けるうえでネックになるのが、やはり面倒くさいと感じる工程が多いことです。一度使った布おむつはお洗濯をしなければなりません。
紙おむつのような吸水性はないのでおむつを取り替える頻度は必然的に多くなり、負担に感じるママもいるでしょう。
そのほかに、
- うんちの処理
- お出かけのときに荷物が多くなる
- 夜中のおむつ替えが面倒
- 紙おむつと比べると漏れやすいこと
がデメリットとして考えられます。
しかし、上で挙げたようなデメリットは、いろいろな工夫をすることで解消することができます。布おむつ育児を続けていくうちに、自分に合ったやり方をきっと見つけられますよ。
布おむつと紙おむつの費用を比較すると布おむつの方が断然おトク!
メリットのところでもご紹介したように、布おむつは紙おむつよりも費用がかかりません。実際に販売されている布おむつ用品の価格を参考に、赤ちゃんが生まれてからおむつが外れるまでの布おむつの購入にかかる費用を算出してみました。(価格参考:Amazon)
初期費用
- 輪おむつ40枚…\8,000
- おむつカバー3枚…\6,000
- ふた付きバケツ…\200
買い足し
- おむつカバー…\18,000
(※サイズアップで3度おむつカバーを買い替えたと仮定)
初期費用分と買い足し分を合わせて3万2千円程度となります。けれど、こちらは必要最低限のアイテムを購入した場合の合計金額。洗濯にかかる水道光熱費は含まれていません。
おむつカバーの素材やデザインによっても費用は異なるので、あくまでもひとつの目安となります。
ちなみに、実際の販売価格を参考に、紙おむつの費用も算出してみました。こちらは2歳半でおむつが外れたとして、トータルで平均14万円程度。さらに2人目以降も使用できることを考えると、やはり布おむつの方が経済的ですね。
洗濯の手間や取り換えの頻度などのデメリットに目が行きがちな布おむつですが、それを補うメリットもたくさん。節約にもなりますし、「なんだか私がんばってる!」という自信にもつながるかも。
興味を持ったなら、あなたも布おむつ育児にチャレンジしてみませんか?
Photo/Elvira Koneva/shutterstock
参照/
おむつ比較ナビ「布おむつと紙おむつはどちらがオススメ?」
lucia
お酒・映画・海外ドラマ・ディズニー・アニメ・マンガを愛するちょっとおたくなママ。フリーのWEBライターとして活動するかたわら、喧嘩ばかりする小学生と幼稚園生の子どもたちを...
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