子どもの集中力もあがる!?親子ヨガでおうちリラックスはじめませんか？

ヨガって体に良さそうだけど、難しそうってイメージありませんか？　実は教室に習いに行かなくても家で簡単にできるポーズもたくさんあるんです。

親子ヨガは難しいポーズもありませんし、触れ合って体を伸ばすことで心と体をリラックスすることができます。その上自律神経を整えたり、心のコリや体の緊張をほぐす効果もあるんです。

子どもにもヨガはいいんです

ヨガってダイエットでしょ？　子どもにはまだ必要ないんじゃない？　と思ったあなた。実は子どもにもヨガをおすすめしたい理由がたくさんあります。

ヨガではポーズをとることと同じくらい呼吸法を大切にしています。動きに合わせて深い呼吸をすることで気持ちを落ちつかせることができます。

また、姿勢がよくなったり、集中力がついたりといいことづくめ。親子ヨガは家族のスキンシップの時間にもなりますのでまずはちょっとした隙間時間に1ポーズでも試してみてください。

ヨガは“ベビーヨガ”なるものがあるくらいですので、無理さえしなければ何歳からでも始められます。しかし、無理は禁物です。ポーズを見ながら一緒にできるものからチャレンジしてみましょう。

ヨガの基本は呼吸と左右対称

初めてヨガにチャレンジする人はまずは呼吸を意識して体を動かしてみましょう。ポーズによっては息を吸いながら体を動かすポーズもありますが、記載がない場合はゆったりとした鼻呼吸が基本です。息を止めずに10秒から20秒ほどポーズを固定します。

また、1ポーズ1セットで十分効果がありますが、左右対処の動きがあるものは必ず反対側も同じだけポージングすることが基本です。ゆっくりと息をしながら体を動かすことでゆがみや緊張をほぐしていきます。

実践！リラックスポーズ3選

ここでは就寝前におすすめのリラックスポーズを紹介します。深い呼吸とストレッチで寝付きがよくなる効果も期待できますよ。

まずは呼吸法を覚えてリラックスしましょう。

1. あぐらの上に子どもを座らせる。
2. 子どものおへそに手を置き、子どもの背中にぴったりとくっつく。
3. 目を閉じてリラックス。
4. 「おへそを膨らませたり、へこませたりしながらお鼻で呼吸しようね」と声をかけ、腹式呼吸を意識しながら1分から3分ほどゆっくり呼吸する。

体側を伸ばして普段使わない脇腹の筋肉を動かして引き締めます。左右対称に動くことでゆがみを整える効果もあります。

1. 膝が触れるくらいの距離で並んであぐらをかき、内側の手を相手の膝におく。
2. 外側の手を体側に沿って伸ばし頭の上でタッチ。余裕があれば押し合う。
3. このままの姿勢でゆっくり3～5回呼吸する。
4. 手を下ろしたら反対側も同様にポーズをとる。

腹筋と平衡感覚を鍛えながら情緒を安定させる効果も。バランスをとることに集中して！

1. 足を伸ばして向き合い、手をつなぐ。
2. お尻歩きで3歩ほど近づき、足の裏を合わせる。
3. 息を合わせ、お互いの足の裏を押すように上へ上げる。おへその下に力を入れながらお尻でバランスをとる。
4. 姿勢が安定したら息を吐いて肩をリラックスさせる。
5. そのまま5呼吸姿勢をキープする。
6. ゆっくりと足を下ろし、あおむけになって一休みする。

ダイエットも兼ねるならこのポーズ

背中のお肉にバイバイしましょう！

1. 向き合って座り、上半身だけうつぶせになる。
2. 背中をそらすように上半身を引き上げ、視線は天井に向くように首筋を伸ばす。
3. 息を吐きながら元の姿勢に戻り、向き合ったらにらめっこ。

ママは内臓を動かして便秘解消、子どもにはリラックス効果あり。30秒を目安に。

1. あおむけに寝転んで膝を抱えて胸に引き寄せる。
2. 両方の肘を持つように膝を抱えこみ、呼吸を整える。

私自身運動が苦手で、それでも何か体を動かしたいと思って始めたのがヨガでした。はじめのうちはきついと感じるポーズも、繰り返すうちに気持ちいいと感じるようになることにハマり、独学ではありますがもう10年ほどポーズをとっています。

子どもと一緒にポーズをとったのはこれが初めてだったのですが、はじめは照れながらでも体を動かすうちに楽しそうな顔になっていくことを感じました。

心もちょっと疲れるシーズンだからこそ、日々の遊びに親子ヨガを取り入れて心も体もリフレッシュしてみてください。

参照／ Fuminners「【親子で寝る前ヨガ】快眠ヨガ5つのポーズと実践のコツ」
allabout「『親子ヨガ』でシェイプアップ！」
成美堂出版「いちばん気持ちいいリラックスヨガ」森川那智子監修