2017.06.07
固形石鹸で体を洗うときのコツおしえます!ポイントは泡と手洗い
保湿成分をたっぷり配合した固形石鹸は、体も顔も一緒に洗えてとっても便利。洗うときのコツを覚えてしまえば、しっとりすべすべのお肌が手に入りますよ♪
「固形石鹸で体を洗うのは面倒」「イマイチ洗い方がわからない」「お肌がつっぱりすぎてしまう」という方のために、固形石鹸の上手な使い方をご紹介します。
固形石鹸のメリットとデメリット
固形石鹸は、洗い心地がさっぱりしていて泡切れが良いのが特徴的。特に保湿成分がたっぷり配合されている石鹸は、洗い上がりがさっぱりしているのにお肌がつっぱらず、しっとりしています。
また、子どもや敏感肌の方、アトピーの方には、石鹸の使用をすすめる医師も少なくありません。(無添加石鹸のほうがいいか、香料や防腐剤が入っている石鹸でもいいかは、医師によって異なります)
その反面、石鹸は洗浄力が強く、洗い方を間違えるとかえってお肌に負担をかけてしまうので、注意が必要です。
赤ちゃんに大人用のボディソープはNG?
PHOTO/Lighthunter/shutterstock
筆者は子どもを出産した病院で、助産師さんから「赤ちゃん用のボディソープならまだいいけど、大人用のボディソープはお肌がカサカサになっちゃうから使わないでね」と言われ、「面倒かもしれないけど…」と、固形石鹸の使用をすすめられました。
一般的にドラッグストアなどで販売されている安価なボディソープは、洗浄力が強すぎるものが多く、赤ちゃんのお肌には適していないといわれています。
実際に経験したことのある方ならご存知でしょうが、普通のボディソープで顔を洗ってみると、お肌がつっぱってひりひりするなど、大変なことになりますよね。
赤ちゃんのお肌は刺激にとても弱いので、大人のお肌すらカサカサにしてしまうボディソープを使わない方がいいというのも納得できるのではないでしょうか。
また、ボディソープの中でも、アミノ酸系の洗浄剤を主成分としているものならお肌へ負担をかけにくいのですが、残念ながら、価格が比較的高い傾向にあります。
ボディソープから石鹸に替えたらぬるぬる感がなくなった!
実は、筆者も以前は普通のボディソープを使っていました。でも、いつも泡切れが悪くてぬるぬる感が残るのにもかかわらず、何故だかお肌がつっぱる感覚に不満が…。そんなとき、自分のアトピーを診てもらっていた医師から石鹸を使うことをすすめられました。
実際に石鹸を使ってみると、泡を流したあとにお肌がぬるぬるしないことにびっくり! 子どもも同じ石鹸を使って一緒に洗えるので、お風呂の時間も短縮され、とても助かっています。
固形石鹸での洗い方
PHOTO/Yellow Cat/shutterstock
固形石鹸を使うときは、『バスリリー』『泡立てボール』があると便利。バスリリーなら、『洗顔ネット』よりもたくさんの泡を作ることができます。
子どもや赤ちゃんの体を洗うときは洗顔ネットでも十分ですが、ママの体を洗うときはバスリリーや泡立てボールを使うことをおすすめします。
1.バスリリーをお湯で濡らして石鹸を適量こすり付ける
バスリリーの全体を湿らせ、少し水を切ってから石鹸を付けるのがポイントです。
2.バスリリーをわしゃわしゃして泡立てる
両手で小刻みにゴシゴシすると、たっぷりのきめ細かい泡ができます。
3.バスリリーから泡を適量手に取って、体をやさしくなでるように洗う
石鹸は脱脂力が強いので、ゴシゴシ洗いをしたり、バスリリーでそのまま洗ったりするのは避けましょう。ゴシゴシすると、お肌へ負担をかけ、洗い上がりもつっぱる感じになってしまいます。
4.泡を流す
すすぎ残しがないように、やさしくしっかりと洗い流してください。
洗っている間に泡がなくなってきてしまうこともあるので、その都度バスリリーをわしゃわしゃして泡を作りましょう。それでも泡が出てこない場合は、石鹸を少しだけこすり付けると復活します。
また、バスリリーで作った泡をあらかじめ洗面器にためておくのもおすすめです。3歳くらいの子どもなら、自分で泡を取りながら体を洗うこともできますよ。
石鹸を使うときは、上手に泡立てて丁寧に洗うことが大切です。お風呂から上がったあとにしっかり保湿をすれば、お肌もすべすべになります。
赤ちゃんや子どもが使ってもOKな石鹸は、お肌にやさしいので、カサカサが気になるママにもぴったり。ぜひ親子のバスタイムに、石鹸を使ってみてくださいね。
参照/
藤澤こどもクリニック「子育て知恵袋 小児の入浴は石鹸を」
独立行政法人 環境再生保全機構「子どものアトピー性皮膚炎のための体の洗い方、外用薬・保湿剤の塗り方実践法 その1 皮膚を清潔に保つ洗い方のコツ」
lucia
お酒・映画・海外ドラマ・ディズニー・アニメ・マンガを愛するちょっとおたくなママ。フリーのWEBライターとして活動するかたわら、喧嘩ばかりする小学生と幼稚園生の子どもたちを...
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