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ママ友

2015.08.11

この人もしかして?『マウンティングママ』との上手な付き合い方

この人もしかして?『マウンティングママ』との上手な付き合い方

あなたの周りに印象も良いし気も利くし悪い人じゃないんだけれど、なぜか話したあとはいつもモヤモヤが残る…。こんなママ友っていませんか?

 

もしかしたらそれ、『マウンティングママ』かもしれませんよ!




最近、よく聞く『マウンティング』って?


この人もしかして?『マウンティングママ』との上手な付き合い方_1

動物の世界では、相手より自分の方が優位であると誇示することを『マウンティング』と言いますが、人間の世界においては(特に女性!)それを巧妙な会話テクと笑顔でやってのけることを指します。



たとえばこんな会話から…


A「今日も可愛い格好ね」
B「そう? ユ○クロとかプチプラばかりなんだけどね~」
A「スタイルいいし、プチプラでも着こなしが上手だよね! 私は幼児体型だから決まったブランドのしか体型に合わなくて…。プチプラとか着てみたいなぁ」



BさんはAさんをスタイルがいいとか着こなしが上手と褒めつつ、自分は「プチプラなんて買わない御用達ブランドがあります」というお金持ちアピールをしているんです。みなさん、気づきましたか?


このように『マウンティングママ』とは、相手をアゲて自分をサゲつつ、さりげなく「自分の方が上です」エピソードをぶっ込んできます。


好意的に話を聞いていると一瞬「あれ?今の自慢…?」と考えてしまいますが、最初に褒めてくれただけになんだかモヤモヤしてしまうんですよね。これ、間違いなく『マウンティングママ』です!




あなたはどこにいる? ママカーストの実態


そんな『マウンティングママ』とは関わりたくないものですが、ママの世界では多かれ少なかれ何かしらのママカーストが存在しています。


例えばタワーマンションでは、購入金額に差のある低層階と高層階でのカーストが自ずと発生します。そこからさらに夫の職業や収入、専業か兼業か、仕事のキャリアなどあらゆる項目で格付けされていきます。


子どもが同じ園や学校に通うママ同士でも、住む場所によるカーストがあります。どこに住むかは世帯収入の目安と考えられるので、山側の○○線沿線はセレブエリア、海側の○○線沿線は庶民エリアなどと言われることもあります。


子どもが電車通学をするとなると、通学定期が何線かによって子どもの世界でもカーストが存在するようになります。


そんなカースト制度に参加したくないとは思っても、コミュニティに所属している以上は誰かが誰かを格付けしていきます。


そしてその格付けをする人こそが『マウンティングママ』本人であり、自分がいかにカーストのトップにいるかを誇示して、そのポジションを守るために『マウンティング』してくるのです。




『マウンティングママ』とはどう接するべき?


「私は一匹オオカミで構わないわ」と言える肝の据わったママなら、どんなマウンティングをされても気にならないでしょうが、相手によっては怒らせると面倒だし子どもへの影響を考えると、できれば穏便にうまく付き合っていきたいものです。


そこでおすすめの接し方としては、


①白旗をあげる

競い合ったりせずに「あなたがボスです」とばかりに認めて褒めて気持ち良くさせておきます。
いちいち相手になって「私はプチプラだけど、主人のスーツは全部○○でオーダーなのよね」など対抗しないことです。


競い合えばどんどんエスカレートしていきますし、無理することになってはどうしようもありません。スペックで誰かと比較するよりも「自分は自分なんだ」と自信を持ちましょう。




②絶妙な間と表情で気づかせる

どう考えても勘違いしているママには、こちらの方が効果的。


「決まったブランドしか体型に合わないんだよね」の後に足先から頭まで眺めて「へぇ、これが体型に合わせたブランド服ねぇ」と心で思って「…そうなんだ~!」と笑顔で返しておきます。


こちらから「あ、それマウンティングしてる?」と冗談に変えてしまうのも手です。「あなたにはマウンティングされたくないわ」と思う相手にはこんな方法で返してみましょう。




③あたたかい目で見る

自分が優位であることを誇示したり守ろうとする人は、実は淋しくて可哀想な人なんだと考えを切り替えてみます。そうすることでしか自分を表現できない、心に何か闇を抱えているのかもしれません。


だから何を言われても「そうかそうか、頑張れ!」とあたたかい気持ちで聞き流してあげれば、お互いに穏やかでいられることでしょう。




人が人を格付けするなんてとても悲しい行為だと思いますが、そこにたどり着いた努力を認められたい気持ちもあるものです。


一番良いのはママカーストなんてものがなくなることですが、どんな『マウンティング』にもさらりとかわせる心の余裕と自分磨きが最大の解決策かもしれません。




文/ 津田マリリン
Photo/Procsilas Moscas
参考サイト/
女性の美学「格付け女子を逆手にとって女子力アップ!?マウンティング女子の実態とその対処法」
ニコニコニュース「マンションの階、ランチの予算…どこでも格付けしあう女たちの「カースト問題」が深刻」
恋学「友情崩壊?!合コンで出現するマウンティング女子の可憐なさばき方」


津田マリリン

津田マリリン

1977年愛知県出身。アプリ開発の経験を活かし、All aboutのiPhoneアプリガイドとして執筆中。ママのためのスマホ&アプリ活用術をお伝えしていきたいです。心理カウンセラーの資格...

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