2015.07.06
ねぇ、ママだって泣きたいよ…つらい『夜泣き』の乗り越え方
子育て中のママにとって、大きな難関でもある『夜泣き』。まれに全く夜泣きがなかったという赤ちゃんもいますが、多くのママが経験する子育てにおける辛い時期といえます。
いつかは終わると頭の中では分かっていても、寝不足が続いてくると体力的にも正直しんどいですよね。
今回はそんな『夜泣き』をうまく乗り越える方法を実例とともにご紹介します。
生後5ヶ月頃が夜泣きのピーク!?
夜泣きの始まりのピークは一般的に生後5~6ヶ月頃とされています。
この頃の赤ちゃんは寝返りが出来るようになって視野が広がったり、朝と夜がはっきり区別できるようになってきたりと、いわばちょっとした興奮状態にあります。
そしてこれらが夜泣きと関連しているのでは?とも考えられているのです。
ただし、早い赤ちゃんだと3ヶ月頃にはもう始まったり、夜泣きがないと思っていても1歳頃に急に始まったりと、赤ちゃんによってかなり個人差があるのも事実です。
そして気になるのは『いつになったら終わるの?』ということですが、正直こればかりははっきりとした答えがありません。
1歳で終わる子もいれば、5歳まで続いた子もいるので、その子次第といえるようです。
ただ、1つだけ言えるのは、『必ず終わりが来る』ということ!
出口のないトンネルに迷い込んでしまったかのようにさえ思える夜泣き期ですが、思い出に代わる日は絶対にやってくるのです。
『今だけ今だけ』を合言葉に、肩の力を抜いてなるべく気楽に過ごすことが大切です。
じつは、他に原因がある場合も…!
夜に泣くからといって、必ずしも全てが夜泣きというわけではありません。
おなかがすいた、暑い・寒い、あるいはどこか具合が悪くて泣いている可能性も…。
母乳の赤ちゃんは特におっぱいの間隔が狭くなりがちなので、どうしてもママが辛い場合にはミルクを足してみるとぐっすり眠ってくれることもあります。
着せているものを1枚脱がせてやるとピタっと泣きやんですやすや寝た、ということも…。
特に月齢の低い赤ちゃんはこのような事が多いようなので、まずは何か原因がないかちょっと考えてみると良いでしょう。
また、いつもと明らかに違う泣き方をしている、元気がないと言った場合には体調が悪いということも考えられますので、早めにかかりつけの病院に相談を!
夜泣きを乗り越えるには、『おっぱいに頼りすぎない』
赤ちゃんが泣きだすとすぐにおっぱいをくわえさせていませんか? 実はそれが夜泣きの遠因かもしれないのです。
赤ちゃんは睡眠中に眠りが浅くなるタイミングでちょっとグズグズ言ったり寝言を言ったりします。
様子を見ていればそのまま再び眠る事が多いのですが、そこでおっぱいをあげてしまうと、癖がついてしまい、その度におっぱいがないと寝られないということになりかねないのです。
実は筆者も2人子どもがいますが、どちらもこのタイプで苦労しました。
でも、おっぱいをくわえさせるのをやめたら、どちらの子も3~4日ですんなり朝まで寝てくれるようになったのです。
1歳以上の赤ちゃんは、夜中の授乳はもう必要ない、との意見も中にはあるので、夜中に泣いてもまずはやさしく背中をトントンしてあげるなどして、おっぱいがなくても寝られるようにしてあげましょう。
そのツライ気持ち、ママは1人で抱え込まないで!
夜泣きが続くとつい寝不足でママもイライラしてしまいがちです。そんな時には遠慮せずに他の人に愚痴をこぼしてみては?
いちばんの心強い味方はやっぱりママ友。同じように悩んでいるママと悩みを共有したり、先輩ママからアドバイスをもらったり、話を聞いてもらうだけでもすっきりして気持ちの切り替えができるかもしれません。
また、パパが休みの日などには、可能ならちょっとの間でも赤ちゃんを見てもらって、美容院に行ったり、カフェでお茶をしたりしてリフレッシュするのもオススメ! 時にはママも気分転換も必要です。
夜泣きの時期は、ママにとって大変な毎日ですが、いつか『あ~、そういえばあんなこともあったな…』と思える日は必ず来ます。
なるべく気楽に過ごせるように、工夫しながら乗り越えてくださいね!
文/rindon
PHOTO/ jerryfergusonphotography
参考/
先輩ママはこうして乗り越えた!夜泣きを止めたいママのための情報サイト
夜泣き専門保育士清水悦子「赤ちゃんの夜泣き対策の王道、ここにあり!」