2015.07.11
ママ友のお家ランチのエピソードに学ぶ!おもてなしマナーの極意
生活習慣や価値観は、人それぞれ…でも、ママ友のお家でコレ常識!?と思ったこと、ありませんか?
私自身3人の子どものママですが、3人分のおつきあいには数々のエピソードがありました。今回は自身の思い出を振り返り、ママ友に聞いた話も交えてビックリなエピソードを集めてみました。
良いことも、悪いことも、驚いたワケを考えると、お家に招待する時のマナーや心構えが見えてきます。実際のエピソードを通して、おもてなしのテクニックを学びましょう!
カジュアルなおつきあい・・・でも、あまりに構わないのはNG
素朴で気さくなママ友のお家に招かれた時、人数が多いからと、衣装ケースや段ボールをテーブル代わりに出してきて、引いてしまったことがありました。
気のおけない友だちと思ってくれるのは、ありがたいのですが・・・。
当時、私もママ友経験が浅かったので、そんなものかなあ?とも。でも、後にも先にもそういったケースはなく、やはりいい気はしないですよね。
テーブルや椅子が足りなくても、子どもにはシートを敷いてピクニックのように演出したり、せめてテーブルクロスなどでくるむとか、ちょっとした工夫があればまだ良いのですが、やはり親しい仲だとしても最低限の気は使うようにしたいですね。
ホスト役が緊張しすぎてはダメ!ママ達がリクエストしやすい雰囲気作りも大切
そのママは人見知りで、本来は家に人を呼ぶのは苦手なタイプ。初めての招待のようで、少々緊張した様子でした。
メニューは南欧風の完璧オシャレ料理。数々の手作りオードブルが離れたテーブルにまで並んでいました。でも「こちらもどうぞ」の一言がなく、離れたテーブルの方はいただくことができません。
彼女、キッチンに籠って黙々と料理を作り続けるし、彼女の緊張が伝わり、誰一人「いただいてもいい?」とは言えない雰囲気。結局、食べそびれてしまいました。
残して良かったのか、悪かったのか、言うべきだったか、言わないべきだったか…。
あまり緊張すると、相手も緊張してお互いカチンコチンになってしまいます。
本来のテーマは楽しく!ちょっとくらいの失敗はフォローしてもらおうという大らかな気持ちで。
またホスト役のママは忙しく、細かいことを見落としがち。でも相手の立場に立って、常に気を配る努力を。
それでも行き届かないことは十分あります。ママたちに気軽にリクエストしてもらえる雰囲気作りをするのも大切です。
ちょっとしたサプライズを用意して場を盛り上げる
我が家での持ち寄りランチに、当時流行り始めた『くまもん』の紙皿と紙コップをお店で見つけたので購入し、用意しておきました。
すると、さすがの『くまもん』。子どもたちもママたちも予想以上にエキサイト。こちらも嬉しくなりました。
楽しい雰囲気作りに、また話題作りに、旬のキャラクターや、季節のモチーフをあしらった小物で演出するのもアイデア。その場の雰囲気がグッと華やかに、楽しく盛り上がりますよ。
メニューは相手にプレッシャーを与えないようにセレクト
ある仲良しのママが、お料理好きのゴージャスママの新年会にお呼ばれした時の、ドラマみたいなビックリなお話。
『気軽にね』、『簡単料理だけだから』の言葉を信じて行ったら・・・金箔入りお吸い物、伊勢海老にお寿司・・・ゴージャスメニューが続々!!
本人、純粋に料理を披露したかったようで、実際美味しかったんだけど、さすがに恐縮しちゃって。お礼にご招待しないと・・・でも、怖くて呼べない!
おもてなしをやり過ぎると相手にプレッシャーになることも。どんなメニューにするかは空気を読んで合わせた方が良いですね。
出身地のご当地メニューでおもてなしするのもおススメ
大阪出身のママのお家にお呼ばれした時のこと。メニューは本場大阪のお好み焼き!
見事な手さばきでパパッと作る姿は圧巻。ママ友ランチで本場の人に作ってもらえるなんて!貴重でありがたい体験でした。
自分の地元料理でのおもてなしは、話題作りにもなり盛り上がること間違いなし!特にお好み焼きは、気取らず、鉄板料理なので、おしゃべりしながら作れて便利です。広島、大阪の出身の方はぜひお試しを!
お家では、ママの意外な本性も見えるのでご用心
家でのランチはお互いの距離が縮まる分、これまでにない相手の一面に気付くことも。
自分とは合わないな…と感じることもあるかもしれません。ショックは大きいですが、無理してつきあうと将来トラブルが起こることも。時間をかけて距離を置くことをおススメします。
おもてなしマナーの極意は・・・相手への思いやりと楽しむ心
最後に、お友達から聞いた、うっとりするような最高のおもてなしのエピソード。
「お家に行ったら、料亭のような料理が出てきてビックリ。ご実家がお寿司屋さんでおもてなしに慣れているのだとか。
お皿のセレクトも、盛り付けも、料理を出すタイミングもこちらのことを考えてくれていて何もかもバッチリ。
でも、それが本当に自然で嫌味がなく、会話も楽しくて…お家ランチの最高の思い出!」
何が一番素晴らしかったのか聞くと、なにより居心地の良い雰囲気だったとか。
このようにお家ランチのエピソードは、相手がストレスに感じるとギクシャクしてしまいがち。その一方で、皆で楽しむ雰囲気があれば、笑い話になったり、貴重な思い出に。お互いの絆を深めるきっかけにもなります。
お互いのお家でどんなエピソードが飛び出すか、楽しみながら冷静に観察して、教訓にしていきましょう。
きっと素敵なおもてなしができる愛されママになれますよ。