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入園~大学までに必要な教育費を調査!2013版

入園~大学までに必要な教育費を調査!2013版

家が建つくらいかかる!!ベスト貯金時期は小学校か?!

親として気になる教育費。幼稚園や学校に通わせるのに、私立と公立とでどれくらい費用がかかるのか、そしてその差はいくら位になるのかを調べてみました。

1. 18歳までの教育費、ALL公立なら484万円、ALL私立なら1648万円!

2. 平均収入は下がり気味、貧富の差が教育費にも表れる?!

3. 大学の学費は、私立理系がグンと高くなる傾向!

差が大きく広がるのは「小学校」

幼稚園から高校卒業までの18年間にかかる教育費(学費、給食費、習い事費など)の平均額は以下の表の通り。子どもをずっと私立に通わせるにはとてつもない教育費がかかることがわかります。その額、18年間でなんと1648万1190円!! 子どもが二人いたら、十分家が建ってしまいますよ、奥さん…。

入園~大学までに必要な教育費を調査!2013版_1

この教育費には習い事の費用も含まれるため、私立に通わせる余裕のある家庭は習い事費用も高額になりがちだそうです。そこで教育機関別にかかる費用を比較してみました。

入園~大学までに必要な教育費を調査!2013版_2

すると、最も差が広がるのは小学校のときで、6年間で600万円以上にもなることがわかります。小学校では部活動の費用がそれほどかからないことや、習い事の数や内容に差が出がちな年代であるのかも。

貧富の差が拡大中?教育費に見る、世帯収入の格差

ちなみに4~18歳までにかかる教育費の推移を見てみると、公立に通わせた場合は最高時(2006年)よりも70万円近く下がっているのに対し、私立に通わせた場合は上がっています。

入園~大学までに必要な教育費を調査!2013版_3

 ※以上、データすべて文部科学省「子供の学習関係費調査」より

公立通学している子の教育費の中で、学費そのものはここ10年それほど変化はありません。これはつまり、公立通学の子の家庭では、習い事や部活動にかける費用も抑えており、学費以外の部分でも貧富の差が開きつつあるということ。

実際、子どもがいる世帯の世帯収入の推移を見ると、1997年をピークにずっと下がり続けているという、ちょっと悲しい現実です……。

教育費推移 
 入園~大学までに必要な教育費を調査!2013版_4

※厚生労働省「国民生活基礎調査」より

大学の学費は「私立理系」が突出して高額に

さて、教育費でもう一つ気になるのは「大学」の学費。これまでと違って習い事などに親が出費を強いられることは少なくなりますが、それでも差は出てきます。

下は国公立(国公立は文系、理系とも基本的な学費は同額)と私立の文系、私立理系の各学費を比較した表になります。

入園~大学までに必要な教育費を調査!2013版_5

※国民生活金融公庫「教育費負担の実態調査」より

すると、なんということでしょう!
(匠風に)

公立か私立かではなく、私立理系が突出して学費が高いことがわかります。もしも子どもが理系に進みたいと言ったら1000万円近くの出費を覚悟しなければいけません。これにさらに「一人暮らしのための仕送り」がのしかかったら……(恐怖)。

「奨学金を受ければいいじゃん」と考えるママもいるかもしれませんが、大学の奨学金で返還不要なものは条件も厳しく、受けられる人は極わずか。奨学金を受けることは社会人になる前から借金を背負うことにもつながり、卒業直後から20年間にわたり平均4万円の返済がのしかかり、そのために家計が回らない・ローンが借りられないというケースが増えています。国公立大学の人気が年々高まっているのも納得です。

これらの結果を見ると、ファイナンシャルプランナーさんが「子どもが小学校の間が貯め時!」というのもちょっと頷けるかも。無理して私立に行かせて貯金がないよりも、公立に通って貯金に励んだほうが、経済的な理由で高校卒業後の進路が限定されないのかもしれません。

そこで活用したいのが、各社から出ている学資保険。主に18歳満期、すなわち大学学費を貯められるように設計された保険の一種で、貯金よりも利率が良いため、貯金がお得に、計画的に進められるのが特長。さらに契約者(主にパパ)が死亡して支払いができなくなったようなときには、以降の積立をせずに満期金が受け取れる仕組みです。また、契約内容によっては中学・高校入学時にも一時金を受け取れるようになっています。

学資保険を販売している会社は以下の通り。各社の比較や、掛け金については無料の保険相談窓口などでも相談できるので、ぜひ活用してみてくださいね☆

学資保険は下記サイトをcheck!

かんぽ生命
ソニー生命
フコク生命
アフラック

(取材・文 さくむら えりこ)

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