2013.08.27
夏休み明け、登園を嫌がる子をどうなだめる?
ママたちのマル秘大作戦!!
★夏休みや長い休み明けには
★子どもの「登園しぶり」がある!
★園の先生やママ友に
★協力してもらうのもアリ!
★子どもの「好き!」を上手に
★活かすことで
★「登園しぶり」が解消される!!
夏休みが明け、いざ登園しようとしたら、朝から異常にぐずって大泣き!。〝THE・登園しぶり〟……。ぐったりしてしまいますが、子どもは決してママを困らせようなんて思ってないんです。ただ、もうちょっとだけママと一緒にいたいだけ。「わかっているけど涙が出ちゃう、ママだって女の子だもん…」と落ち込むその前に! 先輩ママさんたちに聞いたこんな方法を試してみてはいかがですか?
その名も、
「私はこうして登園しぶりを
乗り切った(涙) 大作戦」!!!
その① プチごほうび作戦
「うちの子はキラキラシールが大好き! ぐずりが続いて困った時に思いついたのが、プチごほうび作戦。『幼稚園に行けたらカレンダーにシールをはろうね』と約束して、1日1枚、園から帰ってきたらシールをぴたっ! 寝る前に『明日はどんなシールをはろうかなぁ?』って言葉が娘から出た時には、思わず涙目でガッツポーズしちゃいました!(かんなちゃんママ)」
→これは女の子のママにもってこいの作戦。 キラキラごほうびがうれしいのは、子どももママも一緒ですよね
その② 朝からよーいどん!作戦
「とにかくなんでも競争したがる年頃の息子。それをうまく利用して、どっちが早く朝の支度をできるか、『よーいどん!』で競争するんです。しかも本気モードで(笑)。子ども相手だからって手を抜くと見破られるし、子どものほうが早い! 歯磨き、顔洗い、着替えから、最後に靴をはいて玄関に出るまでが勝負。この方法で、朝のぐずぐずを解消しました!(そうたくんママ)」
→朝から汗だくになりそうな、体当たりの作戦(笑)。 ママのがんばりに拍手!
さて、3つ目は、園の先生に協力してもらったケース。
その③ ほめ×ほめ作戦
「子どもにはどんな小さいことでも、自慢できる特技がひとつあるはず。うちの息子の場合は、折り紙。そこでネットや本で、ちょっとむずかしそうな折り方を見つけては『これ折ってみる?』ってすすめるんです。恐竜とか、カブトムシとか。それが完成したら、『さすが!』とべた褒め。すかさず『幼稚園に持っていって、先生やみんなに見せようよ!』と提案してみると、息子もしぶしぶ納得。翌日、その折り紙を担任の先生に渡すと『すごい! 信じられない! また明日も作ってきてくれる?』と言われ、息子は上機嫌に。実は先生に事前にお願いしていたんです。その効果は抜群で、次の日から新作折り紙片手にすすんで通うようになりました(ゆうくんママ)」
→親が褒めて、先生が褒めて。ほめの2乗がこども心をくすぐるんですね
どうでしたか? まさにママたちの涙と汗の結晶とも言うべき作戦の数々。今回お話しを聞いたママたちに共通していたのが、子どもの「好きな事」に着目して作戦を考えているところ。押しつけではなく、子どもが自分から「行きたい!」と思わせるヒントは、その子ども自身に隠されているんですね。
という私も、娘が年少クラスの時には、ほとほと手を焼きました。心配になって先生に園での様子を聞くと「お母さんが帰られてからは、すぐ泣き止んで元気に遊んでましたよ」という話を聞いて、びっくりするやら、おかしいやら。今では懐かしい思い出です。
※TOP画像はイメージです。企画とは直接関係ありません
(取材・文/嶋田真己)