2013.01.06
夫婦喧嘩がもたらす意外な効果♥
夫婦が仲良く暮らすには多少の喧嘩も必要なんです
大好きで結婚したのに、いつの間にかイライラの元凶となっている夫。一緒に暮らしていると、靴下の脱ぎ方から子育てのことまで、価値観の違いからぶつかることもしばしば。
「育ってきた環境がちがうから~」と山崎まさよしも歌っているように、これまで別々に生きてきた者同士、多少の衝突は仕方ないのかもしれません。けれども、できれば喧嘩なんてせず、穏やかな気持ちで日々を過ごしたい!
でもちょっと待ってください。実は夫婦喧嘩ができることって健全な夫婦の証だそうですよ。パワーバランスがどちらかに傾いている夫婦の場合、相手に抑圧された環境にあるので、不満を漏らすことすらできないのだとか。たまりにたまった不満はいつの日か爆発し、下手すると離婚の危機に陥る可能性も。
確かに、お父さんが一家で絶対的な権力をふるっていた昭和の時代、お母さんは文句も言わず、家事・子育てに奮闘していたイメージ。
それが原因か定かではありませんが、昭和50年は6000件余りだった熟年離婚が、平成19年には約4万件と大幅に増加。長い年月不平不満を抱え込んだ妻が、女性の生き方が多様化したことに背中を押され、50代になって離婚を切り出すケースが増えているんですね。
やっぱり夫婦が添い遂げるには、ちょっとした「夫婦喧嘩」も必要なのかもしれません!パートナーへ不満を感じたら、次の点に注意して、こじれないよう上手に喧嘩してみましょう♪
不満はたまる前に相手に伝える
「あれ?」と思うことがあったら、不満点が自分の中で膨らむ前に、気持ちを相手に伝えること。ささいなことでも心に閉じ込めておくと、大きな不満になっていきます。
不満点を冷静に、的確に伝える
妻がヒステリックに泣いたり叫んだりしてしまうと、夫は困惑します。ともすると、怒りの原因が伝わらないまま「とにかく謝っておこう」と平謝りされて終わってしまうことも。何が不満でどうしてほしいのか、わかりやすく話しましょう。
自分の意見を押し付けない
言いたいことを言ったら、相手の意見も聞くこと。一方的に怒りを伝えるだけでは相手もストレスがたまり、関係が悪化してしまいます。
相手が傷つくことは言わない
これは絶対NG。喧嘩の原因と関係のないことはもちろん、相手の自尊心を傷つける言葉は、修復不可能な溝を生み出してしまうかも。目的は相手を言いくるめることでなく、不満を解消することだという点を忘れずに!
いかがでしたか? 「ムカッ」ときたら、“喧嘩”というよりは“話し合い”に近いスタンスで臨むのが正しいようです。もちろん、喧嘩のあとは気持ちを切り替えてちゃんと仲直りしてくださいね。有意義な「夫婦喧嘩」でステキな関係を築いていきましょう!
【参照サイト】女性の美学「夫婦円満の秘訣は日頃からのプチ喧嘩と仲直りが必須!」
【TOP画像引用】foxbusiness
【画像引用】wallpaperscraft
文/寺本忍