2015.08.12
妊娠初期「つわり」とのつきあい方
生理がこない、体が重ダルく疲れやすい、吐き気がするなど、妊娠初期にはいろいろな症状が現れます。
お腹が大きくなって周りや本人も気をつける妊娠後期とは違って、ついつい子宮に負担がかかるようなことを行ってしまい流産してしまうこともあるので気をつけたいところです。
つわりの悪循環に要注意
妊娠初期の症状の中で特につらく感じるのは、なんといってもつわりでしょう。
軽い人は、ご飯の臭いがむっとする、歯磨きがダメなどという一時的な症状で済む人もいるようですが、つわりがひどい人になると、一日中乗り物酔いでもしているかのような気持ち悪さと胸やけに一日中襲われ、食欲もなくなります。
あんなに大好きだった食べ物も味が変わってしまい何を食べても全く美味しく感じられません。
私自身もそうですが、出産の痛みよりも、延々と続く、つわりが嫌だと考える人も少なくないと思います。
しかし、つわりで食欲がなくなるから、人前で吐き出したくないからといって食べないでいると、余計に吐き気が起こります。
こうなるとまさに負のスパイラル状態です。
こまめに少量ずつ食べよう
無理して食べなくてはと強迫観念にかられながら食べなくてもいいですが、さっぱりとして食べやすい果物やヨーグルト、酢の物、ジュースなどを、少量ずつでも美味しいと思えなくても、こまめに食べましょう。
胃の中をからっぽにしないようにしておくことが、結果的につわりを和らげてくれるようです。
もしも、つわりがあまりにひどい場合は、無理せず病院に相談しましょう。
出産間近まで続くこともあるつわりですが、この先、長くおつきあいしていく赤ちゃんとの最初のコミュニケーションなんだなぁと考えて、ポジティブに乗り切っていきたいですね。
参照/主婦と生活社「うちのお医者さん」