2015.04.21
妻の不倫は夫のせい? 異性との関係はどこまでOK?
少し前に人妻が不倫するドラマが流行りましたね。はらはらしながらことの成り行きを見守っていた方も多いのでは?
倫理的にはダメだとわかっていても、恋する気持ちはいつでも新鮮に見えるものです。
ところで、不倫と浮気は何が違うのでしょうか? そしてもしドラマのように妻が不倫に走ったとき、夫たちの本音は?
妻の不倫の実情に迫ります!
妻の浮気はどこから始まる?
先輩ママである40~50代の主婦へのアンケートでは14.8%の人が「不倫経験あり」との回答をしたそうです。なかなかのパーセンテージですが、妻たちが浮気に走る主な原因としては「夫への不満」と「刺激が欲しい」という二つのパターンが考えられるようです。
夫とのセックスレスやコミュニケーション不足など不満が溜まっている場合、他に優しく話をきいてくれたり、女性として自分を大切にしてくれたりする人が現れると、心を動かされてしまいがち。
また、平凡な毎日から抜け出したい、妻でも母でもない自分を認めてほしいという欲求から、新たな恋に走る、など、原因と結果を想像するのはそれほど難しいことではありません。
浮気と不倫の違いとは?
一般的に、「浮気」とは「他の異性に心を移すこと」。結婚していない、恋人同士であっても、パートナー意外の異性に心惹かれると「浮気」。
一方「不倫」は「婚姻関係のある人が、別の異性と恋愛や肉体関係をもつこと」。だとすると、結婚後の異性の友人との付き合いも、個人対個人になってしまうと、不倫を疑われかねない、ということになりそうです。
愛は4年で終わる説
アメリカの著名な人類学者であるヘレン・フィッシャーは「愛は4年で終わる」という学説を唱えています。離婚率が高い婚姻年数は、2年目と4年目なのだそうです。
ホルモン説などもありますが、フィッシャーが唱えているのは、古く人類が夫婦で子どもを成し、乳離れさせるまでにかかった時間は4年。この4年が過ぎれば、より強力な遺伝子を残すべく別のパートナーの元へ行くのは自然なことだった、というのです。
この記憶が現代社会においても私たちのどこかに受け継がれ、4年目に離婚やあるいは不倫を選択する可能性が高いというのです。
その時夫たちは!
以前は「男性がするもの」というイメージの強かった不倫も、現在では経済力や通信ツールの多様化などで、妻側にも選択権が広がっているのかもしれません。
事実が発覚した場合の夫たちの反応は、「妻の不倫を認めたがらない人が多い」のだそうです。大きくは男性の「なかったことにしてしまいたい」という気持ちや、「これ以上事実を知って傷つきたくない」という心理が働いているようです。
プライドが高く繊細さを持っている男性らしい反応と言えそうです。
と、ここまで妻の不倫について書いてきましたが、これはあくまでも一つ例です。浮気心も持たずにお互いを思いやり、睦ましく日々を過ごしているカップルもたくさんいます。
みなさんも、まずはパートナーとのコミュニケーションをお忘れなく!
文/矢野はな
photo/Corey Ann
参照/
浮気情報総合サイト 浮気の本音
伊藤健太郎 哲学の部屋
ダイヤモンドオンライン
ダイヤモンド書籍オンライン
wikipedia
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