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夫婦

2015.02.20

授かり婚は離婚率が高い?原因と長続きさせるコツ

授かり婚は離婚率が高い?原因と長続きさせるコツ

約8割が離婚する!?夫婦二人きりの時間の不足が原因だった!

身の回りにも多い授かり婚、統計によれば4人に1人(平成22年度「出生に関する統計」の概況 人口動態統計特殊報告 厚生労働省)が授かり婚なのだそうです。伴侶と可愛い子どもに恵まれて、幸せな家庭を築いているという方がいる一方で、実は授かり婚は離婚率が高いという話も耳にします。一説には若い授かり婚カップルの離婚率は5年以内で8割とも!

では、なぜ授かり婚は長続きしないのでしょうか?その原因とは?

授かり婚は離婚率が高い?原因と長続きさせるコツ_1

  • 今や4人に1人の授かり婚。離婚率は5年以内で8割とも
  • 夫婦のライフサイクル「成立期」の欠如が離婚原因のひとつに
  • 足りない部分を夫婦二人で意識して“思いやり”でカバー

夫婦のライフサイクルを知る

夫婦にはライフサイクルと呼ばれる周期があるそうです。それぞれ「成立期」「拡張期」「拡散期」「回帰期」「交換期」と呼ばれ、子どもの成長や夫婦の別れの時期まで、それぞれに役割があり、常に変化していくものなのだそうです。

「成立期」がないと離婚率が上がる

最初の「成立期」とは二人が出会い、恋愛期間を経て結婚し、第一子出産までの期間のこと。互いの動向や思考を理解し、価値観をすりあわせていく時期です。けれど、授かり婚ではこの「成立期=二人きりでいる時間」が足りない夫婦が多いのです。

成立期がないまま結婚をし、育児が始まり、劇的に環境は変化していく中で、理解しきれていない相手との価値観のずれが目立つようになり、結果として離婚を選択することもあるというのです。

特に年齢が若い夫婦の場合、金銭的な問題やまだまだ遊びたいといった欲求などもあり、離婚率は高くなる傾向にあるようです。

足りない時期を意識してみる

しかし、逆にいえばこの「成立期」が欠けていることをお互いに意識していればいいのです。

授かり婚の場合、どうしても新婚生活は子ども中心になりがちです。夫婦二人での時間をゆっくり持つのは難しいかもしれません。「少しでも思いやりを持とう!理解しよう!」という気持ちをもつだけで、夫婦のあり方は変わってくるのかもしれません。

夫婦に問題はつきもの。二人なりに乗り越えて

結婚というのはどんな形でしても、120%自分の思い通りにいく訳ではありません。また、必ずしも交際や結婚年数が長ければ、離婚せずにうまくいくという保証があるものでもありません。それぞれの夫婦に時々にあわせて悩みはあるものです。

授かり婚のカップルは「どうやって結婚したか」より、「どんな風に結婚を続けていくか」にフォーカスしていくことが結婚生活を維持させていくポイントになるのかもしれませんね。

文/矢野はな
画像/bacoo-pix

参照/
女性の美学「4人に1人がデキ婚する時代に、知っておくべき「デキ婚の作法と心得」」
厚生労働省
離婚を考える「できちゃった婚の8割は5年以内に離婚する」

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