2014.04.01
油断禁物!おウチの中&外の『ばい菌』注意スポット6選
子供たちをを『ばい菌』から守る
ママの心得と除菌テクを紹介!
★家の中でも油断NG!
★いろんな人が触る場所、
★物には要注意!
★公園は犬・猫のウンチが
★隠れている危険スポット!
★除菌方法は臨機応変に
★使い分けるのが◎♪
身の回りに潜む『ばい菌』の種類
大腸菌
腸内細菌の一種で、人体に侵入すると感染症を引き起こすことも!
黄色ブドウ球菌
消化管常在菌で、食中毒や肺炎といった感染症の原因になります。
緑膿菌
自然環境中に存在する菌で、免疫力が落ちているときには緑膿菌感染症にかかる恐れも…。
セレウス菌
加熱しても死なない食中毒菌で、感染すると下痢や嘔吐に襲われると言われています。
レジオネラ菌
大量の水を溜めている場所に発生しやすい菌で、死亡者も出ている恐ろしい菌です!
知っておきたい『ばい菌』の危険
これらのばい菌に触れた手で目をこすると結膜炎や角膜炎、舐めてしまうと感染症胃腸炎にかかってしまいます。皮膚が弱い子はとびひ(伝染性膿痂疹)になることも!
また、死に至るような危険な菌も身近にたくさん潜んでいます。目に見えないからといって侮ってはいけませんね。
おウチの中にある
『ばい菌』要注意スポット
食器洗い用スポンジ
子どもが少し大きくなってくると、お皿洗いを手伝ってくれることがありますよね。しかし、食器洗い用スポンジはセレウス菌のすみかで、家の中の汚いところNo.1!トイレや玄関以上に汚く、ばい菌の量はトイレ便座の20万倍とも言われています。
台布巾
2番目にばい菌が多いのがこの台布巾。使用後すぐに除菌をしないと、キレイにしているつもりが逆にサルモネラ菌や黄色ブドウ球菌、大腸菌などのばい菌をテーブルやシンクに塗りつけているかもしれません!!
シンク・まな板
食べ物が触れる機会が多いこの2箇所は、大腸菌や黄色ブドウ球菌、緑膿菌などのばい菌が繁殖しやすい場所です。
携帯電話
毎日触るのに洗うことのできない携帯電話は、トイレよりも汚いというのをご存知でしょうか。撮った写真を友達に見せたり、触らせたりするのも注意が必要!病原菌まで共有してしまうことになりますよ。
固定電話
口から出たばい菌が付着して増殖するだけでなく、ボタンや受話器の手で触れる部分にも要注意です!
パソコンのマウスやキーボード
また、上記と同様に洗うことができないパソコンのマウスやキーボードも、便座の5倍も大腸菌や黄色ブドウ球菌が潜んでいる危険スポット。
ドアノブ・リモコン
“みんなが触るもの”は大腸菌などのばい菌のたまり場になっています。お掃除のときは、アルコールシートなどを使った除菌を忘れないようにしましょう。
タオル
洗面所に置いてあるタオルは、濡れたら取り替えるのが鉄則。濡れるとばい菌が繁殖しやすくなるので、乾いたからといって放置するのはNG!汚れだけでなく“ニオイ”にも注意してくださいね。
歯ブラシ
日頃から口に入れている歯ブラシに潜むばい菌の量は、なんと便座の2.5倍!歯を磨きながらばい菌を飲み込んでしまうこともある要注意スポットです。
こんなにたくさん!
外に潜む『ばい菌』スポット
公園の遊具
ブランコやすべり台など、子どもが大好きな遊具にもばい菌がいっぱい!お尻をつけたり、たくさんの子どもたちが触れる手すりやチェーンには、大腸菌や黄色ブドウ球菌、緑膿菌などさまざまな種類のばい菌が潜んでいます。
砂場・芝生
公園にあるこの2スポットは子どもたちの絶好の遊び場です。しかし、犬や猫のトイレになっていることも多く、たくさんの大腸菌が潜んでいることを忘れてはいけません。
公園の蛇口
飲水の蛇口にはレジオネラ菌、大腸菌などがいます。安易に飲ませるのは危険ですので公園へ行くときは、自宅から飲み物を持参するようにしましょうね。
噴水
夏になると公園の噴水で遊ぶ子ども達を見かけるようになりますが、飲み水でもなく、プールのように除菌された水でもない噴水の水は、レジオネラ菌や大腸菌など、たくさんのばい菌が潜んでいます。
おもちゃ売り場のサンプル・絵本
たくさんの子どもが触るだけでなく舐めている可能性もあるのが、おもちゃ売り場のサンプルや図書館の絵本。不特定多数の子どもが触れるものには、たくさんのばい菌がいると肝に命じておきましょう。
どうする?『ばい菌』の除菌方法!
まずはアルコール消毒!
キッチンの汚れやドアノブ、リモコンはもちろん、公共物にも使えるのがアルコール消毒。アルコールシートを持っていれば身の回りの除菌はなんとかなりそう。
自宅で簡単!煮沸消毒
100℃のお湯で5分間煮沸消毒すると、ばい菌のほどんどは死滅すると言われています。おしゃぶりや哺乳瓶などはもちろん、お鍋に入らない大きな遊具や食器は熱湯をかけるだけでも効果があるようです。
小さな子どもには
除菌ウェットシート
外出先でお食事前に手を拭けば、さっと除菌ができるので便利!ノンアルコールのものを選べば、子どもの口元も優しく拭けます。厚手で破れにくければ、なお良し♪バッグに入れておくと、いざというときに役立ちますよ。
文/大野えりか
『せき内科・小児科クリニック』
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