2015.07.01
知らなきゃ大損!出産・育児に関する手当てや助成金を徹底比較
出産や育児にかかる費用って、思っていた以上にかかるもの。出産時にかかる分娩費用から、ミルクやオムツ、洋服やその他のベビー用品まで、便利な生活を目指すときりがありません!
そんな育児にかかるお金。自治体によっては支援してくれることをご存知ですか?
今回は出産や育児の手当や助成金が手厚いところをピックアップ! さらに引越しなどでも得られる助成金についてご紹介します。
東京23区でチェック! 出産育児の助成金が手厚いのはどこ?
地方自治体の中でも、助成金や手当の待遇が良いと言われる東京23区。でも一体どの区がどの程度、何をくれるのでしょうか!? 待遇のよい区を金額で比較してみました。
1位 港区 出産費用を一時金の金額を差し引いて最大60万円まで
2位 渋谷区 1人の出産につき10万円
3位 千代田区 誕生手当として4万5千円
4位 中央区 区内共通買物券3万円分の新生児誕生祝品とタクシー券1万円分
5位 江戸川区 0歳児を養育している方に月額1万3千円の乳児養育手当
※2013年10月調べ
上記以外にも助成制度は自治体によってたくさんあります。例えば、子ども医療費助成を見ると、中学3年生までのところがほとんどですが、千代田区と北区に限っては高校生まで。
認可外保育園の助成では、平均2万円なのに対して、品川区が6万6千円、荒川区が6万円、中央区と文京区が5万円と大差があります。
また、私立幼稚園の補助金にも大差があるようです。まずは、自分が住む自治体の助成制度を詳しく調べてみましょう。
時間も費用もかかる引越し! これも補助してくれるの?
子どもの誕生を機に考える事が多い引越し。マイホームの購入を検討する家庭も少なくありませんよね。そんな時も自治体の補助金が出るケースがあるのです。
1位 金沢市 「まちなか住宅建築奨励金」最大400万円
2位 福井市 新築160万円 改築300万円を補助
3位 新宿区 礼金・仲介手数料の助成が最大36万円 + 引越し業者の搬送費用を最大20万円
4位 北区 礼金・仲介手数料の助成として最大30万円
※2014年7月調べ
上記に紹介した補助金は、条件付きのものがほとんどなので、詳しくは各自治体に問い合わせてくださいね。
この他、豊島区や目黒区などでは、子育て世代向けに毎月出る補助金などもあります。
出産費用は別として、自治体の補助制度については知らない方がほとんど、と言っても過言ではありません。
毎日の家事に育児に追われ、さらに仕事しているママなら尚更調べる時間なんてありませんよね。
このような自治体の制度は、当然のことながら申請しなければもらえません。
調べる時間がない方は、役所などの窓口に行って問い合わせてみるのも一つの手です。パソコンがあれば、市区町村のホームページを開いてみましょう。
自分の住んでいる自治体がどんな助成をしているのか、じっくり調べてみてはいかがですか?
文/ナミエマユコ
学資保険の教科書「東京23区の子育て支援制度比較」
@niftyわたしのマネー術「子育てに有利な自治体はどこ?子育て補助金で100万円以上の差も! 選んで差がつく自治体のサービスをチェック」
ナミエマユコ
大自然と動物と、美味しいものが大好きなフリーライター。最近一児の母になりました。なってみて解ったのは、子育ては幸せな反面、悩みも尽きないってこと。そんな悩めるママたち...
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