2015.06.13
部屋干しで一番早く安く乾かす方法はコレ!洗濯の悩み解消法
いよいよ梅雨の季節がやって来ました。ジメジメ、ムシムシ…洗濯物がなかなか乾かなくて困る! 部屋干しばっかりでニオイが気になる!
そんな全ての主婦に贈る、洗濯物に関する耳寄りな情報を調べてみました!
部屋干しのニオイ対策に効く「洗い方」はコレ!
梅雨時期以外でも、花粉対策や防犯のためなど、部屋干しをする人は多いですよね。でも部屋干しした洗濯物って、特有のイヤ~なニオイが衣類についてしまいがち…。このイヤなニオイの原因は、ズバリ「汚れ」と「菌」なんです。
まずは、洗濯物の「汚れ」を残さず落とすことが重要。そのためには、
・洗剤の『使用量の目安』は必ず守る(多くても少なくても効果が半減してしまうため)
・洗濯物を入れ過ぎない(洗濯機の容量の7~8割が目安)
この2つが大切です。
また、洗濯物に残った汚れをエサにして繁殖していく「菌」を防ぐには、
・汚れや菌を効果的に除去する効果が高い『部屋干し』専用の洗剤を使う
・除菌力や抗菌力に優れている漂白剤・柔軟剤を使う
・「すすぎ」にお風呂の残り湯を使わない(せっかく綺麗に洗った洗濯物に、残り湯に潜んでいる菌や汚れがついてしまうため)
これらが効果的です。
効率のよく乾かすための「干し方」とは?
ニオイ対策のためにも、節電のためにも、より速く洗濯物を乾かしたい! ポイントは、空気の流れを作ること、干し方、干す場所です。
・洗い終わったら、なるべく早く干す
・風通しの良い場所に干す
・空気の通り道をつくる
・「アーチ干し」、「ずらし干し」など、干し方にひと工夫を
「アーチ干し」とは、物干し用のピンチハンガーを使う際、両側(外側)に長い物、内側にしたがって短い物の順で吊るす干し方。横から見るとアーチ型になるのが正解です。この干し方をすることで、空気の循環が良くなり、乾きがぐっと良くなるんだとか!
バスタオルなどの大物は、端を揃えずにズラして干すことで、湿って重なった部分が少なくなり、乾く時間も短縮できます。
・浴室に干すのが一番効果的
風通しの良い場所に干すのが一番ですが、梅雨時はそうもいきません。その点、浴室はドアを閉めて洗濯物が干せるので、空気が循環されて乾きやすくなるのだとか。
浴室換気扇をつけた上で、扇風機や除湿機などを使うと、より乾燥時間が短縮できます。
また、広い部屋に干すと、部屋全体の湿度が上がってしまいますが、狭い浴室ならその心配は無用。もし部屋に干す場合は、扉を閉めて密室にすることがポイントです。また窓際に干す際は、カーテンに濡れた衣類がくっつくとカビの原因になるので要注意!
ランニングコストNo.1の「乾燥方法」は?
洗い方、干し方に気をつけたら、あとはプラスのひと工夫をすれば最強! 扇風機、除湿機、エアコンなど…それぞれの方法を比較してみました。(洗濯物4.5kgの場合)
・扇風機…ランニングコスト6.3円・乾燥時間7時間以上
・エアコン…ランニングコスト33.6円・乾燥時間2時間46分
・浴室乾燥機…乾燥モード:ランニングコスト77円・乾燥時間3時間
・除湿機…ランニングコスト25.1円・乾燥時間3時間49分
・洗濯乾燥機…ヒートポンプ式:ランニングコスト34.7円・乾燥時間2時間9分
ヒーター式:ランニングコスト63.1円・乾燥時間2時間17分
最もランニングコストが安いのは扇風機ですが、その分乾燥時間も長くなってしまいがち。そこでオススメなのは、エアコン+扇風機の合わせ技!
この2つを一緒に使うことで、ランニングコスト27.2円・乾燥時間2時間と、かなりお得に手早く乾燥できます。
また、先にも述べたように、浴室を閉めきって、浴室乾燥機と除湿機、または扇風機を同時に稼働させると、かなり乾燥時間が短縮できます。
それぞれのご家庭に合った方法をチョイスしてくださいね。
とにかく、洗濯物を溜めない、すぐに干す、空気の流れに注意する、時には電化製品の力を借りる…なるべく素早く洗濯物を乾かして、梅雨時でも快適に過ごしましょう!
文/水谷 花楓
参照/
Lidea「部屋干しのイヤなニオイを防ぐお洗濯のコツ」
Lidea「夜洗濯&部屋干しOK!?働くママに『時短洗濯』のススメ」
日本経済新聞「みんなの節約術」
All About「省エネで部屋干し洗濯物を早く乾かす方法」