2017.01.06
コミュニケーション力や五感が育つ『ネイチャーゲーム』で子どもと遊ぼう!
家庭でできるネイチャーゲームのエッセンス
「ネイチャーゲームは良さそうだけど、近くではやってないな…」という方。普段のお散歩や公園遊び、園の行き帰りの道でも、ネイチャーゲームのエッセンスを取り入れた五感を使って自然を感じるゲームはできるんです。
“よく聞く”ゲーム
風の音、雨の音、鳥の声、虫の声を探してみるのはどうでしょう。雨の音は、「ザーザー」なのか「ぽつぽつ」なのか、はたまた「どーっ」なのか、親子で言いあってみるのも楽しそうですね。
“よく見る”ゲーム
「雲の形は何に似てる?」「木の形のマネをしてみよう」「虫の歩き方をやってみよう」「自然の中に顔(目、鼻、口)を見つけてみよう」などどうでしょう。大人が率先してやってみせると、子どもは食いついてくるはずです。よく見て、イメージを共有する、表現する遊びは、言葉の発達にとても大切なエッセンスです。
“触ってみる”ゲーム
「フワフワするもの」「トゲトゲするもの」「ベトベトするもの」などを探しあうのも良いでしょう。小さいころにさまざまな感触に触れることは大切なことですし、言葉のイメージも広がっていったり、人との感じ方の違いも体験できるかもしれません。
“嗅いでみる”ゲーム
「いい香りのするもの」「臭いもの」「好きな香り」など探すのも立派なゲームになります。木にも香りがあること、花の香りといっても種類によって違うことなど、新しい発見があるかもしれません。
ネイチャーゲームを知り、できれば参加することで普段の外遊びが変わります。また参加できなくても、散歩しながら、公園で遊びながら、さまざまな感覚をあえて使ってみる遊びをしてみましょう。そして、その体験を親子、お友だち同士で分かち合ってみませんか?
一度自然の魅力を知った子どもたちは、大人が見守る中、自ら意欲をもって更に自然へ関わっていくはず。そうすることで子どもの世界が広がり、親子でさらに楽しい時間が送れるといいですね。