2015.10.21
このタイミングで2人目はムリ…! そんなときに頼りたい『アフターピル』体験談
知っておいて損はない! アフターピル処方の注意点について
ここでは、アフターピルを処方してもらう際の注意点についてご紹介します。
●代理人は不可。本人が来院しなければ処方してもらえません。
●常備薬としての処方、薬の持ち帰りは不可。(ヤッペ法の場合は、12時間後に服用する2錠のみ持ち帰れます)
*避妊に失敗するたびに常用する薬ではないため、病院で薬を服用してから帰る以外の選択肢はありませんのでご注意を。
●授乳中でも飲めますが、服用後24時間は授乳を控えるのが望ましいそうです。
●アフターピルは中絶薬ではありません。すでに着床が完了している場合の妊娠は避けられません。
●保険外診療になりますが、カルテ作成と本人確認のために健康保険証は必ず持参を。
医師との問診は10分ほどで終了しました。
受付でノルレボ錠を処方してもらい、その場で服用して帰宅です。費用は初診料を含めて13,500円。予定外の出費でしたが、これで妊娠が防げるのなら安いかもしれない…と思いました。
その後、これといった副作用もなく、いつもと変わらない日々を過ごしました。
ただ、アフターピルを服用してから数日中に、消退出血と呼ばれる出血がおこると避妊成功!という情報がネット上に氾濫していたため、待てど暮らせど出血が起こらないことが大きなストレスとなり、精神的には辛い状況でした。
そして、アフターピルを服用してからちょうど2週間後の生理予定日、生理が来たのです! これほどまでに、生理を待ちわびたことはありませんでした。
でも、私はたまたま運がよかっただけなのかもしれません。100人がアフターピルを服用しても、そのうち15人は妊娠してしまうのです。
今このタイミングで、妊娠してもちゃんと育てていけるのか? 夫婦できちんと話し合い、そのためにはどうしたらいいのかを皆さんにも考えてほしいと思います。
筆者は低用量ピルを飲むか、避妊リングを入れるか検討中です。
深山由佳理
高円寺在住のフリーライター。5歳の娘、1歳の息子のママ。短大卒業後、アルバイトのひとつとして始めたライターがいつの間にやら本業に。現在は女性コミック誌やオトナの通販カタ...
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