2018.06.03
アレっ子ママ必見!子どもの誤飲・誤食対策に『アレルギーサインプレート』を活用しよう!
アレルギーの子どもを持つママにとって、外出先や園、お友達とのおやつ交換で起こりうる“誤飲・誤食”はとても心配ですよね。
まだ小さい子どもは自分がアレルギーを持っていることを上手に伝えられなかったり、食べてはいけないものを判断できなかったりするので、ヒヤっとしたり困ってしまったという経験を持つママも多いのではないでしょうか?
そんな誤飲・誤食事故を防ぐために、周囲の人に子どもがアレルギー持ちであることを知らせる『アレルギーサインプレート』があるのをご存知ですか?
『アレルギーサインプレート』とはどんなもの?
まだ自分でアレルギーのことを上手に伝えられない乳幼児に持たせておくことで、周囲の人にアレルギー持ちであることを知らせる役目を果たしてくれるのが『アレルギーサインプレート』です。
これなら一目瞭然! パッと見ただけで何を食べてはいけないのがすぐにわかりますね。
アレルギーの原因となる、特に注意すべき26品目のイラストの中から子どもが食べてはいけないものをピックアップし、名刺サイズのプレートに貼りつけて、衣類やかばんなどの持ち物にわかりやすく取り付けて使用します。
このプレートを作ったのは、一般社団法人『エーエルサイン』の林秀治さん。
10年ほど前に、重いピーナッツアレルギーの子どもを持つママから、「遠足やおやつ交換会などで誤飲してしまわないように、子ども同士でもアレルギーを理解しやすいものを作ってほしい」という相談を受けたことがきっかけでした。
患者さんひとりひとりが自分の体質に合わせて組み替えられるものを、と考えられたのがこの『アレルギーサインプレート』というわけなんです。
『アレルギーサインプレート』はどこで手に入るの?
アレルギーサインプレートは、全国の協力医療機関で専門医の診断のあとに配布してもらえます。今現在で300以上の医療機関がこの活動に協力しています。近くに対象の医療機関がない場合には、団体のHPからも購入可能です。
自分で購入して利用する場合にも、専門医の診断は受けてからがおすすめ。子どもが“自分は何を食べると危険なのか”をきちんと理解するきっかけにもなるので、ぜひ正確な診断を受けるようにしてくださいね。
こんな場面でアレルギーサインプレートが大活躍!
アレルギーサインプレートを実際に使っているママたちからは、日常生活のいろいろなシーンで「役立った!」という声が多数上がっています!
これは一目瞭然でわかりやすい!
最近では原材料をメニュー表にしっかり記載してあるお店も多いですが、そうでない場合には原材料に不安を感じることもありますよね。万が一食べられないものがあるときでも、これなら店員さんが気づいてくれるきっかけになりそうです。
児童館など人がたくさん集まる場所でも活躍
児童館など、子どもやママたちが多く集まる場所でありがちなのが「これ、あげるー」と子ども同士でお菓子を渡す光景。ちょっと目を離したすきにパクっと食べてしまった!とならないためにも、アレルギーサインプレートで周囲のママたちに知らせておくのは有効です。
ちょっと公園に出かけるときでも付けていると安心
こちらのママは、以前公園で子どもが知らない間にチョコレートキャンディをもらっていたようで、ヒヤっとしたそう。親切心でお菓子を子どもにくれたのに、それが結果的に大惨事になってしまっては本当に悲しいですよね。
もしかして食べ物を手にするきっかけがあるかも、と思う場所に出かけるときには、念のために身につけておくと安心ですね。
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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