2017.08.27
ひとりっ子のワガママにはこう対策した!失敗・成功子育て体験記
現在の日本には非常に多い“ひとりっ子家庭”。筆者もひとりっ子の女の子ママなのですが、やはりひとりっ子ならではの難しさや悩みがありますよね。今回は、そんなひとりっ子ならではの子育て体験記を紹介していきたいと思います。
1人っ子だとワガママなる…は、本当だった
よく1人っ子だとワガママになる…なんていわれますが、筆者の5歳の1人娘も、実際やはりワガママです。1人に手をかけてあげられる分、 自分中心になんでもなると思っているようで…。
ひとりっ子特有のワガママ行動で、なかでも困っているのは、やはりなんでも買ってもらえると勘違いしているところ。
小さいときにオモチャや洋服だなんだといろいろ甘やかして買い与え過ぎた自分たちも悪いのかなと反省する面もありますが、やはりきょうだいと分けあったりする経験がない分、その辺はワガママになってしまいます。
また、筆者の娘はものすごく食いしん坊で、食べ物なども全部自分が独占したがります。きょうだいがいたら、きっと自然と分けあったりしますよね。
ワガママ対策に効果的だった2つのこと
欲しいものは何でも手に入ると思っている娘のワガママ対策として、5歳になってお金のことなども少し理解できるようになってからは、『キッザニア』的な職業体験をさせてみました。
これは予想外に効果があったようで、お金は無限にあるわけではないことなどを学んだからか、最近はワガママも少し減ってきたようです。
また、お菓子や食べ物の独り占め対策として、農業体験や収穫体験もさせるようにしました。これも、食べ物も無限ではなく農家の方たちが一生懸命育てていることなどを学んだようで、以前より娘の独占欲もだいぶマシになったように思います。
小さい頃から“1人の人間として接する”ことを大切に
うちは最初から夫とも話し合って1人っ子と決めていたので、ワガママにならないよう、“1人の人間として尊重する”ことを大切にしながら育てています。
結果的に、娘のワガママには手を焼くことになってしまい、やり方を失敗したことも多かったんだと思いますが、ひとつ成功したと思えることもあります。
うちの子は良くも悪くもよく「しっかりしているね」と言われるのですが、これは多分、小さい頃からあまり子ども扱いせず、1人の人間として接しているからだと思われます。
女の子だとつい自分のコピーのように思ってしまいがちですが、そうではなく1人の立派な人間だと思い、子どもに接するように意識して、毎日を過ごすようにしています。
以上、筆者のひとりっ子の女の子の子育て体験記を紹介しました。ひとりっ子ママの皆さん、メリットもデメリットもたくさんあるひとりっ子育児ですが、ともに頑張りましょう。
金子奏
フリーライター&3歳の女の子のママ。現在34歳。大学卒業後、女性ファッション誌ViViのファッションライターに。出産を機に退職し、現在はウェブライターとして活動を再開中。得意...
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