2015.10.20

「ヤヴァい！地雷踏んじゃった！」夫の怒りが爆発したときどうする？

何気なく放った言葉をきっかけに突然夫が怒り出した！びっくりしつつも頭の中は「え？なぜ？」とクエスチョンマークがいっぱいになります。

実はこれってお互いに経験があることだったりします。男は女の、女は男の怒りポイントがどこにあるのかわからないのです。その理由は男女の脳の違いにあります。

男と女で違う感情の処理方法

男女の違いを比較した書籍やレポートがたくさんあるように、男と女は同じ人間でありながらも全く違う考え方をしています。20～30万年前のホモサピエンスの誕生から今日まで、その考え方の違いは互いに理解すらできないままです。

ところがお互いを理解するヒントとして、脳の違いが挙げられます。会話をすると男性は左脳だけを使い理論的に話そうとしますが、女性は脳全体を使って感情的に話します。

男性は感情を内容によってフォルダ分けして処理しますが、女性は感情の処理をひとつのファイルにどんどん溜めこんでいきます。

そして男性にとっての禁断のファイルを開けてしまうと地雷になり、女性はファイルがいっぱいになった時が地雷となるのです。

夫の地雷を踏んじゃった！さぁどうする？

男性の地雷を踏んでしまった場合、まずはその怒りが修復可能であるかどうかを判断する必要があります。修復不可能な大きな地雷を踏んでしまったらもう「サヨナラ」だと思った方が賢明です。

下手に動けば動くほど泥沼にハマっていきます。ただ夫婦間においては簡単に離婚とはいかないわけで、わずかでも修復の可能性があるなら対処したいですね。例えばこんな事例です。

ある日の朝、夫が「今日は6時には終わるから車で迎えにきて」と妻に頼みました。

妻はいつもと同じように普段着のままで夫を迎えに行きます。車の運転をこれまたいつものように夫に交代すると、自宅とは違う方向へと走ります。

どこへ行くのかと思えば高級そうなレストラン。「今日は10回目の結婚記念日だから驚かせたかったんだ！」と言う夫に、妻は「レストランに来るならそう言ってよ、こんな普段着で来ちゃったじゃない！」すると夫は大激怒！
「格好なんてなんでもいいじゃないか！せっかく喜ばせようと思ったのになんだ！」と、予約もキャンセルして帰宅しました。

さぁこの夫の怒り、どう鎮めましょうか？

言い訳しない

怒りを鎮めるために「レストランに来るとわかってたらオシャレしたかったのよ」と伝えたいところですが、男性は言い訳を嫌います。どう言い訳したところで発してしまった言葉が許せないのです。
「だって」「でも」なども同様、ここでは禁句です。

怒りの理由を理解する

女性は男性の怒りに対して「え？こんなことで？」と思いますが、一旦その感情は捨てて夫の怒りのロジックを考えてみます。男性は理論的なので理論的に組み立てるのです。「喜ばせたいのはわかるけど、女だって都合があるのよ！」などの意見は横に置いておきます。
今、考えるべきはせっかく喜ばせようと企画してくれたことに、感謝の言葉よりも先に文句を言ってしまったことで段取りが狂ってしまったのです。

それに対する改善策を提案する

自分が納得できるできないもまだまだ横に置いてください。夫の計画がキャンセルになってしまったことは事実で、今後このようなことがないようにどうすべきかを提案します。
「これからは自分の格好よりもあなたからのサプライズを純粋に楽しむようにするわ」のように、具体的に提案します。「これからは気を付けるわ」だと「何を気を付けるんだ？わかってんのか？」となりますのでお気を付けください。