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2017.07.09

家族のため、自分のために…知っておきたい『乳がん』のセルフチェック方法

家族のため、自分のために…知っておきたい『乳がん』のセルフチェック方法

先日、乳がんの治療を続けていたフリーアナウンサーの小林麻央さんが亡くなったというとても悲しいニュースが流れましたね。34歳という若さで、私たちママと同世代ということもあり、とても他人事とは思えない、ショッキングなニュースでした。

乳がんは自分で見つけることができる唯一のがんともいわれていて、早期発見で90%は完治する病気。手遅れになる前に、セルフチェックと検診を習慣にするようにしましょう。簡単にできるセルフチェックの方法をご紹介します。

働き盛りの女性に増えている『乳がん』

『乳がん』とは、乳房にできる悪性の腫瘍で、多くの場合は母乳を乳頭まではこぶ“乳管”から発生するのだそう。最近では、働き盛りの女性に増えていて、女性の乳がんの死亡数はなんと50年間で“7倍”に増加しているんです!

年齢別にみると、30代後半から増加し、40代後半~50代前半がピークなんだとか。最近では、30代前半に発症する『若年性乳がん』も増えているんです。

『若年性乳がん』については、ママプレスでも過去に記事で紹介していますので、気になる方は見てみてくださいね!
「若いからって油断はできない!」小林麻央さんも闘病する『若年性乳がん』って?

検診が大事!早期発見・早期治療で9割が治る!

乳がんは、早く発見して治療をおこなえば、9割以上が治るともいわれています。

『早期発見』とは、腫瘍のサイズが2cm以下で、リンパ節に転移がないものを指します。早く発見するためには、やはり、早く異変に気付くことがとても大事。2年に1度は検診に行き、セルフチェックを習慣化することがとても大切なんです。

ちなみに、乳がん検診は、『超音波(エコー)検査』という、胸に超音波を当てて調べる方法と、『マンモグラフィー』、という、乳房専用のX線撮影する機械でおこなう方法の2種類があります。

20代~30代は超音波(エコー)検査、40代以上の方は“2年に1度”、マンモグラフィー検査が推奨されています。しかし乳房のタイプは人それぞれ。月に1回はセルフチェックをするようにし、医師と相談して、自分にあった検診を選択するようにしましょう。

また、年齢によっては、自治体で無料で受けられるところもあるので、自治体ホームページなどをチェックしてみてくださいね!

3つの『セルフチェック』を習慣化して早期発見を!

年齢に関わらず、すべての人に習慣的におこなってほしいのが『セルフチェック』。自分の胸を見て触って知っておくことで、ちょっとした変化にも気付けるようになります。セルフチェックの方法を3種類ご紹介します。

1.鏡で乳房の形をチェック

乳がんセルフチェック

まず、両腕を下げた状態で、自分の乳房の形を覚えておきます。“くぼみ”や“ひきつれ”、乳首の“へこみ”、湿疹のような“ただれ”がないかチェックを!

2.あおむけに寝て触ってチェック

乳がんセルフチェック

次に、あおむけに横になり、乳房が胸の上に平均的にひろがるようにします。指の腹で軽く押すように圧迫し、乳房やわきの下に触れてみてください。このとき、固く小さな“しこり”がないかを確認しましょう。

3.乳首を指でつまんでチェック

乳がんセルフチェック

最後に、あおむけになったままで、左右の乳首を指で軽くつまみ、きゅっとしぼったときに、血のような液体が出ないかチェック。

乳がんができやすいのは、乳首から上、特に外側だといわれているので、セルフチェックするときは、そのあたりを入念にチェックするといいでしょう。

乳がんは、セルフチェックで自ら発見できる数少ないがん。毎日子どものことや仕事、家事育児で忙しいママは特に、気にしてほしい病気です。

忙しくてなかなか自分の体を見つめる時間を持つことが難しい方も多いかもしれませんが、家族のため、自分のために、セルフチェックと検診はしっかり行うようにしましょうね。

画像提供:ピンクリボンフェスティバルPR事務局
イラスト:中村佐知絵
Top Photo/elwynn/Shutterstock
参照/ ピンクリボンフェスティバルHP

mamaPRESS編集部

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