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2016.06.10

「若いからって油断はできない!」小林麻央さんも闘病する『若年性乳がん』って?

「若いからって油断はできない!」小林麻央さんも闘病する『若年性乳がん』って?

フリーアナウンサーの小林麻央さんが『若年性乳がん』を患っていることを、夫で歌舞伎役者の市川海老蔵さんが昨日9日の会見で明らかにしました。
日本人女性の12人に1人がかかるといわれる乳がん。女性としてママとして他人事とは思えませんよね…。
若年性乳がんは乳がんとどう違うのか? 早期発見するには? 詳しく調べてみました。

年々増加する『若年性乳がん』って?

若年性乳がんとは、35歳未満に発症した乳がんのことです。最も乳がんにかかりやすいのは40代から50代の女性で、35歳未満の女性が乳がんを発症する件数は全体的な乳がん発症数のわずか2.7%程度に留まります。しかし、若年性乳がんの発症数は年々増加傾向にあり、10年前と比べると約1.6倍にまで増えています。

若年性乳がんの患者さんの中には、BMI値(身長と体重の比率から肥満度を計る指数)が低く痩せている人や、家族あるいは近しい親族が乳がんにかかったことがある人が多いと言われています。

若年性乳がんは自分で発見するのは難しい!

若年性乳がんのやっかいな点は、他の年代の乳がんに比べて発見するのが遅れる傾向にあるということ。そのため乳房の違和感に自分で気が付いたときには、しこりが3cm以上にまで成長しているケースが多いようです。

他の年代の乳がんよりも発見が難しい若年性乳がんは、どのようにして早期発見を心がければいいのでしょうか?

早期発見なら希望あり!最も大切なのは“定期的な検診”

若年性乳がんを自分で早期発見することは難しいため、“定期的に乳がん検診を受けること”が何より重要です。まだ若いから大丈夫、と油断せず、2年に1度は必ず乳がん検診を受けましょう。早い段階で発見されれば、10年生存率は90%前後にまで高まるそうです。

また自分でも、乳房にしこりや違和感がないか、乳頭から異常な分泌液がないかなど、セルフチェックも行いましょう。若年性乳がんは授乳の際に異常を感じ発見されることも多いため、授乳期のママは違和感を覚えたらすぐに医療機関を受診してくださいね。

健康診断に馴染みがなく、どうやって検診を受ければいいかわからない場合は、こちらの記事もチェックしてみてください。

主婦の『健康診断』どうやって受けるの?安く受ける方法は?

一般的に乳がんは薬物療法や放射線治療が効きやすいため、他のがんよりも完治する可能性が高いと言われています。もし乳がんにかかってしまっても、早期発見さえできれば悲観することはありません。

専業主婦のママなどは、定期的に健康診断を受ける機会がないので、乳がんを含む病気の発見が遅れがち。
「若いから大丈夫!」と油断せず、異変を感じたら医療機関を受診しましょうね。

参照/
JCCテレビすべて「小林麻央のメッセージ“進行性”乳がん…どう治療?」
厚生労働省「若年乳がん」
やさいい乳癌治療ガイド「若年性乳癌について」

mamaPRESS編集部

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