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まだ早い?!今から考えておきたい『親の介護』と『終活』

まだ早い?!今から考えておきたい『親の介護』と『終活』

親の介護なんてまだまだ先のこと…」と思っていたら、ある日突然やってきた。少子高齢社会となった近年では、老老介護や独身兄弟の面倒を見るといった異例の事態も多々あります。そんな事態を防ぐために、今から介護のことについて考えてみませんか?

老後にかかるお金と理想の生活とのギャップ

旅行や習い事、自営業に挑戦したいと思っているなど、将来の理想は誰しもありますよね。しかし、「子どもが巣立ったあとは夫婦でのんびり過ごそう!」と期待していたら、予想外の出来事で不可能になったという方もたくさんいます。

また、子どもの就活がうまくいかず、親が奨学金を支払うことになったり、療養費やマイホームローンなど、将来に課題はつきもの。その中で最も大きな課題といえるのが、親の介護です。こういった課題をクリアしない限り、理想と現実にはギャップが生まれてしまいます。

現在の介護問題とは…?

少子高齢社会となった日本では、親に限らず子どものいないおじ・おばや、兄弟・姉妹の面倒を見ることも増えています。長寿のため、一人で最期を迎える方も少なくありません。「専業主婦なんだから!」と、祖父母の介護までママに回ってくることも考えられるのです。そのため、今から介護について考えておくことが大切です。

こういった背景から、最近では『終活』という動きも活発になってきました。『終活』とは、『どういった最期を迎えたいのか』を考える活動。自分らしい人生を送るために、要介護者となる可能性のある方や家族と話し合いを行います。

今から始めたい親の『終活』について

もしも、親が認知症になってしまったら? 急な怪我で寝たきりになり、介助が必要になれば…? 予想しうるハプニングに備えて、両親が元気なうちに決めておくのが『終活』です。介護の他にも、土地や財産などの相続やお墓・葬儀費用についてわかっていれば、のちのち困ることも減ります。

そのためには、親自身が考える機会を持つことが一番なのですが、「終活してみない?」とはなかなか勧められませんよね。『終活』を自分から考えることもあまりないため、周囲の協力は必要不可欠なのです。

そんなときは家族のライフプランを見直し、「子どもの大学進学の頃、ママはまだ仕事をしているかな」「10年後に、家族はどうなっているかしら」と、老後について考える機会を作ってみるのもいいでしょう。自分たちが老後のことを考えている姿を見せて、両親に「どんな最期にしたい?」と聞いてみるのもおすすめです。

将来の理想を叶えるためには、早めに親の介護や終活について考えることが大切です。まだ早いと思っていても、急に介護が必要になることもあります。自身のライフプランをうまく立てるためにも、親の終活を念頭に入れ、家族みんなで考える機会を作ってみてくださいね。

参照/大手小町 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)「終活 早めに当事者意識を…ノンフィクションライター・中澤まゆみさん」
暮らしづくり 終活「終活とは?」
女性のためのお金の情報サイト わたしのマネー術|@nifty「総額1億円!? 老後までに貯めたいお金の計算式」

むーみん

むーみん

就学時、教育学・看護学・介護・小児栄養・公衆衛生・児童福祉・カウンセリングなどの専門教科を学ぶ。ママになったあとは、これらの専門知識と育児経験を活かし、ライターの道へ...

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