2016.05.13
抱っこひもが原因の『肩こり』は、正しく使えていないサインかも!
子どもが小さいうちは抱っこひもは欠かせないアイテムです。後追いが始まるころなんかは抱っこひもが手放せず、一日の終わりには肩や腰がバキバキ…なんてママも少なくないのでは?
じつはその肩こり、抱っこひもを正しく使えていないことが原因かもしれませんよ。
腰ベルト付きの抱っこひもが、今は主流!
街中で抱っこひもを使っているママ、そのほとんどが『エルゴ』だと感じるのは私だけではないはず。しっかりとした腰ベルトが付いているので肩ストラップだけでなく腰でも子どもを支えられるのが特徴です。
実際、私も第二子がビッグベイビーだったため、肩ストラップだけの抱っこひもで肩こりに悩まされ、エルゴに買い替えました。「これまでの抱っこひもは何だったのか!」と目からウロコ、肩への負担がグンと減り、長時間の抱っこやおんぶも楽になりました。
腰ベルト付きでも正しく使わないと意味がないんです
確かに腰ベルトがあることで肩ストラップだけの抱っこひもに比べて肩にかかる負担は大幅に減ります。しかし、正しく調整しないとその効果も半減してしまうことをご存じでしたか? 正しい調節の仕方を知っておきましょう。
腰ベルト
子どものお尻がママの骨盤よりも高い位置にくるようにママの腰骨辺りに締めましょう。
肩ストラップ
子どもとママができるだけ密着しているほうが楽に抱っこできますので、長さもできるだけ短めに調整するほうがいいでしょう。
左右の肩ストラップをつなぐバックル
できるだけ下のほうできつめに調整したほうが楽に抱っこできますので、周りに誰か手助けをしてくれる人がいる場合はきつめに、そしてできるだけ低い位置でバックルを留めましょう。
使わなくなった抱っこひもはまだ捨てないで
しっかり歩いてくれるようになると、抱っこひもはあまり使わなくなりますよね。だけど処分してしまうのはちょっと待って! しばらくは防災グッズとして備えておいてください。
災害時、一番困るのが子どもとはぐれてしまうこと。人ごみの中で手を離してしまったら…と想像するだけでも不安ですよね。また、抱っこすることで両手が使えたり、走ることができたりと避難時の強い味方となってくれます。
普段は一人で歩ける年齢の子どもでも、ケガをしていたり、不安を感じていたりするとなかなか歩いてくれないこともあります。エルゴの場合は20kg(5歳程度)まで抱っこ可能ですので、普段はもう使わない家庭でも、防災グッズとして備えておくことをおすすめします。
抱っこひもの正しい使い方を説明するために久しぶりにわざとゆるめの状態で抱っこしてみましたが、子どもの体と隙間があればあるほど重く感じますし、肩への負担が大きいなぁと再認識しました。
冬よりも薄手の服装で抱っこひもを使うようになるこの季節、少し調整するだけでもグンと抱っこが楽になるので、お試しくださいませ!
minami
1984年生まれ。新卒で入社した会社で求人広告の書き方を覚え、人に何かを伝えることの楽しさを知りました。退職後は求人関連のコラムを書いていました。今は4歳と1歳の怪獣2匹に囲...
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