2016.11.04
捨てちゃうなんてもったいない!『アボカドの種』を栽培してみよう!
アボカドといえば、中身を割ったときに出てくるあの大きな種が特徴的ですよね。多くの場合そのまま捨ててしまうと思いますが、実は“水栽培”ができるんです!
ちょっとしたコツと時間は必要ですが、成長すれば観葉植物として楽しめるくらいになるとか! 根や芽が出る様子をじっくり観察できるので親子で楽しめますよ。
種はしっかり洗ってからトライ!
アボカドから種を取りだしたらすぐに準備を開始します。まず最初のポイントは“種をしっかり洗う”ということ。アボカドの果肉部分には『発芽抑制成分』が含まれているのでそれをしっかり取り除きます。
種が半分くらい浸かる程度の水につけて1~2日ほど置いているとぬめりが出てくるので、丁寧に洗い流しましょう。皮が取れそうな場合には取ってしまって大丈夫です。
あとは種の尖った方を上にしてコップなどの容器に入れて種の3分の1程度が水に浸かるようにして暖かい窓際などに置き、根が出るのを気長に待ちます。そして実はこの作業にピッタリなのが『スタバのフラペチーノカップ』なんです!
ふたの部分をひっくり返してカップにセットすれば、ほら、ピッタリ! 見た目もオシャレなのでインテリア性も高いのが良いですね。水は傷みやすいのでこまめに取り換えながら根が出てくるのを気長に待ちます。
最初に種の下の部分がひびが入る感じで割れて、それからしばらくすると忘れたころに根が生えてきてその後葉っぱも出てくるそうです。種自体に栄養があるので、しばらくの間は水だけで十分育ちます。成長もゆっくりなのでかなりの長期間スタバカップで楽しめますよ。
ちなみに、スタバカップがない場合でも瓶と爪楊枝があれば大丈夫。アボカドの種に爪楊枝を3~4本差して、沈まないように瓶やコップなどに固定すればOKです。
ある程度育ったら『鉢植えに』
カップに根がいっぱいになり、育ってきたら今度は『鉢植え』に植え替えてみましょう。水に浸かっていた部分をそのまま土に変えるイメージでOK。
水はけの良い酸性の用土が理想的ですが、衛生面が気になる場合にはヤシから作った土を使えば無菌な上に虫などの心配もなく、おまけに可燃ごみとしても出せるので便利です。
耐寒性のある植物なので、関東南部より西の地域は屋外でも冬越しできますが、気温が5度以下になる場合にはビニールで覆うなどの防寒対策をしたり屋内に取り込むなどしてあげると安心です。
いつもは捨ててしまうアボカドの種も、栽培してみるとそのかわいさにすっかりハマってしまうかも。葉っぱは観葉植物のパキラのような形で、飾っておいても違和感のない姿です。
実を収穫するとなると、ちょっと素人には難しいですが観賞用として育てるにはとても簡単です。
ちなみに、一度冷蔵庫などで冷やしてしまうと発芽率がかなり落ちてしまうので、種を育てる場合には“常温で保存している”アボカドを使用してくださいね。
参照/
icoro「フラペチーノのカップがアボカドの水栽培にピッタリだった!」
トロピカルフルーツネット「アボカドの育て方」
アボカド好き「露地栽培」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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