2024.07.30

結婚5年以内の夫婦の離婚率が高い原因や対策を伝授！【夫婦関係】

夫や妻との関係が悪くなってきた気がする・・・。離婚をして自由になりたい・・・。そう考えてしまう人もかなり多いのではないでしょうか。厚生労働省が公表した調査によると、夫婦の離婚率が最も高いのは同居期間が5年以内の夫婦で、全体の約3割を占めているのだそう。同居期間5年以内の夫婦が離婚したくなってしまう原因や、その対策を紹介します。

同居5年以内で離婚してしまう原因

参照：写真AC

一度は永遠の愛を誓い合ったはずの夫婦ですが、なぜ5年以内に離婚してしまうのでしょうか？原因は主に以下の３つが考えられます。

相手をよく知らないうちに結婚してしまった

最近ではアプリで出会って交際後、すぐに結婚という形が数多く見られます。また結婚を焦ってしまい、時間をかけて相手を知るということをしなかった、子どもができたという理由で結婚した場合は、付き合っていた頃と結婚生活でのずれが生じてしまい、離婚してしまうことにつながります。

長く付き合っていたけれど、結婚してから相手の本性がわかったというケースもありますから、一概に長く付き合えば大丈夫とも言えませんが、結婚前に相手の価値観や性格を理解しておくことが重要です。

また、恋愛と結婚の違いをあまり理解していないまま結婚をしてしまったというケースも挙げられます。恋愛の段階では時間を作って会っているため、自分も相手も「楽しいデートにしよう！」という気持ちがあります。そのため相手の良い部分が多く見えて、結婚してずっと一緒にいたいと思い始めるでしょう。

しかし結婚となると、相手と生活していくことになります。限られた時間しか会えなかったころと比べると、一緒にいることが当たり前のように思えて、だんだん扱いや態度が雑になってきます。一人暮らしの頃は家事を自分のペースでできていましたが、多少は相手と合わせていかなければならない部分もあり、生活に縛りが出てくることも。

他にも恋愛と結婚ではかなりのギャップが挙げられますが、こうしたことに気づけずに「ずっと一緒にいたい」という気持ちだけで結婚してしまうと、乗り越える壁の多さに疲れてしまうでしょう。

倦怠期で不倫してしまった

倦怠期そのものが離婚の原因にはなりにくいですが、放っておくと危険です。倦怠期を放置してしまい、夫婦仲が悪くなってくると癒しや刺激を求めて不倫に走ってしまうケースがあります。

配偶者の存在を当たり前のように思わず、日頃の感謝を伝えたり、生活に変化を与えるのが倦怠期をなくしていくために大切になっていきます。夫婦仲を良くしていけるように少しずつ頑張りましょう！

金銭的な問題が発覚した

結婚してしばらくしてから、相手に実は借金があると気づいたり、告白されたりするケースがあります。結婚前に教えてくれていれば、経済的に苦しいことを受け入れながら生活することができますが、そうでない場合はなかなか受け入れることが難しいです。

こういったときに、結婚しなければよかったと感じて離婚する夫婦が多いのかもしれません。言いにくいかもしれませんが、重要な事柄こそ早く伝えておいてほしいですよね。

長く夫婦でいたい！離婚しないようにするための対策とは

参照：写真AC

ここまで読むと「うちは大丈夫かしら…？」と不安に感じる女性もいるかもしれません。5年以上、できれば永遠に仲のいい夫婦でいられるようにするにはどうしたらいいのでしょうか？

基本的には結婚前に信頼関係を深めておくのが大切です。何か隠していることがあるならば、すぐに言わないと後の自分たちが苦しむことになります。たくさんの時間を共有して、かけがえのない日々を過ごし信頼関係を築いていきましょう！

相手が関係改善の努力もせずに浮気をしてしまったり、相談なしに借金をしてしまったとなると「別れる」といった行動で結婚前に何とかできる問題ですが、倦怠期が原因の不倫は結婚後も対策しなければいけない問題になってきます。倦怠期はどちらか片方だけが100％悪い、なんてことはありません。倦怠期になってしまった？と感じたら早急に解決しましょう。

倦怠期の解決方法として、あいさつなどのコミュニケーションをとる、身だしなみを整える、お互いに感謝するなどが挙げられます。相手の存在を大切に思い、付き合いたての気持ちを忘れずに少しずつ仲良くなれるといいですね♪

また、女性は特に結婚を焦りがちですが、何歳になっても自分のことを好きになってくれる人はいます。子どもを考えるなら年齢を考慮したほうがいいのかもしれませんが、あまり急ぎすぎず、自分に合った人と素敵な結婚生活を送れるよう頑張りましょう！